旅立つ前日
梅雨真っ只中の本州へ戻ってまいりました
とりあえず、宮古島へ旅立つ前日の話を。
原美術館に行った後。
母と、とある人のライブに行っていました。
場所はNHKホール。
もともと母は友達と行く予定だったのですが
友達が仕事の都合で行けなくなり、私が召集されました。
チケットは 『 1階 P2列 2番 』
ふーん。 Pって、アルファベットからしたら、結構後ろだね。
なんて思っていながら NHKホール座席表をネットでチェック。
見にくいかもしれませんが、1階はブルーのところ。
記号は、L,C,Rしかありません。
この日のライブは、DVDの撮影も入るらしく
撮影機材も入るから 臨時の席でもできるのかな?
と思いながら、少し目を上にやると・・・・
P(オーケストラピット)
!!!
演奏しろってか???
んな わけないよね。 はははは~
って、これって かぶりつき席ってこと??
母に、ある程度心の準備をするよう伝え、当日を迎えました。
で、当日。
NHKホールは、紅白が行われているとは思えないくらい
予想より狭く、アットホームな会場でした。
私はドーーーンと大きな会場より、こういう方が好きだったりします。
会場の雰囲気を味わいながら、ずんずん階段を降ります。
そして我々の席、オーケストラピット席に目をやると
座席表では5列くらいあったのに、たった2列しかありません。
それに我々が座る予定の2列目には、既に人が座っていました。
(@_@)??
でもすぐにわかりました。
P席の1列目、4列目、5列目は取り払われていて、
そこの撮影用のレールが設置されていたのです。
だからP席の客席は、2列目と3列目だけ。
よって、P2列の我々は一番前。
一番前!!
足痛くなったら、サンダル脱げないじゃん!!
トレイにたったら、すっごく目立つじゃん!!
でもそんな心配事は吹っ飛ぶくらい、一番前はすごい迫力でした。
マイクには入らない、声や、リズムにあわせてももを叩く音。
舞台袖で真剣に見つめるスタッフの目。
触ったら怒られそーな、ものものしい舞台機材。
公演中は目の前を撮影機材が右往左往し、気が散るものの
こっそり画面を見て、アングルのお勉強をしてみたり。
一応 小6から母に連れられ、この方のライブに来ていますが
なんだか一番、感じるものがあったライブでした。
振り返ると、3階まで埋め尽くされている、人・人・人・・・
紅白の最後に出てくる
『野鳥の会』の皆さんの気分も味わえました。
そしてこの興奮冷めやらぬ間に、
というか、ライブと旅への興奮で一睡もできず、
うさぎのような目で宮古島へ旅立つこととなりました。