チェリー
今日スーパーにいったら、果物コーナーにアメリカンチェリーが並んでいました。
- アメリカンチェリーの本命【ビングチェリー】200g 500円♪
- ¥500
- 世界のマンゴ ナチュラルフルーツ
私は実は・・・・チェリーアレルギーなのです。
えーっ!! そんなんあるの???ってよく笑われますが。 ほんとにあるんですぅ
幼い頃は大好きで、ばくばく食べていてなんとも無かったんですが
成長するにつれ、食べると口がかゆくなり、ひどいと咳がでたり、呼吸が苦しくなるようになりました。
それでも好きなので、気にせず(気にしよーよって?)食べていました。
ある日、たまたま仕事中に支給されるミール(お弁当)のなかに、
アメリカンチェリーがちょこんと入っていました
お弁当のなかに、デザートとか果物が入っていると、なぜかテンションがあがります
わーーい
そして食べた後・・・、なんともいえない喉のイガイガ感・・・。
きたきたきたーっっ
しばらく食べてなかったので、もう大丈夫かなと思ったら
全然だいじょうぶじゃなかった・・・・。
その日はくちびるまで、イガイガが来て、たらこくちびる状態・・・
自然な??赤色になったので、それにグロスを塗って、
アンジェリーナジョリー顔負けのぽってりリップで
お客様をお迎えしなくてはいけないはめになりました・・・。
それ以来、アメリカンチェリーは口にしていません。
でも好きなので、どうしても食べたくて、
きっとアメリカンだからダメなのよ、繊細なジャパニーズにはきっと合わないんだわ、おほほ~
って、さくらんぼを食べたけど、結果は同じ・・・
ということで、チェリー断ち をしています。
りんごも大量に食べると、同じような症状がでます。
雑誌によると 「生を大量に食べて限度を超えると、呼吸困難になったり、死に至ることもある。加熱すれば平気」と書いてありました。
今までに経験した呼吸困難は・・・、もしかしたら、アブナかったのかもしれません・・・・
それからしばらくして、とある団体のお客様とご一緒する機会がありました
ほっぺの赤い、おじいちゃま、おばあちゃまの団体で、みんな胸元にリアルなさくらんぼバッチをつけてニコニコご搭乗されました。
おじいちゃまの中には「HB101」(←野菜や果物用のお薬の名前)と大きく書かれた帽子をかぶってらっしゃる方もいらして、もしかして・・・・・と思い、団体名を見ると、やっぱり。
山形のさくらんぼ農家の方々でした。
「さくらんぼのバッチ、かわいいですね」
おじいちゃまに声をかけてみました。すると ものすんごい山形弁で
「うん。みんな 迷子にならないように つけてるんだー」らしきことをおっしゃっていました。
なるほどね。確かに、すんごい目立ってるし・・・・
で よくよくお話を伺ってみると、あの佐藤錦を作ってらっしゃるとのこと。高級さくらんぼです。
「好きなら送ろうか?(山形弁)」と、おじいちゃま。
「え~~っ!!!」 さくらんぼアレルギーで食べれませんとは言えず困る私。
「いぇいぇ、だっ、大丈夫です。お気持ちだけいただきます。ありがとうございます」
すると おじいちゃまが、「んじゃ、これあげるよ(山形弁)」と
つけていたリアルなさくらんぼバッチ を私にくださった。
しかも、おじいちゃまのだけ、さくらんぼが一個。
「ごめんねー。かたっぽ 迷子になっちゃった(山形)」
かっ・・・かわいすぎ・・・・
あれからもう5年ほどたちますが、さくらんぼは食べれなくとも大切に持ってますよー、おじいちゃん