今、世界で最も大きな産業となっている自動車業界。その1、2を争うのが、ドイツと日本だ。自動車の部品メーカーも、ドイツが断トツで強い。

少し古いが、2015年の販売台数は以下のようだ。
1.トヨタ(日本)1015万台 1937年〜
2.VW(ドイツ)993万台 1937年〜
3.GM(アメリカ)984万台 1908年〜
4.ルノー日産(フランス日本)852万台 1898年〜
5.現代自動車(韓国)776万台 1967年〜
6.フォード(アメリカ)663万台 1903年〜
7.ホンダ(日本)471万台 1948年〜
8.FCA(ドイツ)461万台 1925年〜
9.PSA(フランス)297万台 1882年〜
10.スズキ(日本)288万台 1909年〜

創業時期は、なんと、トヨタ1937年8月、VW1937年5月と、ほぼ同じ。

第二次世界対戦で大敗した二国から、最も強いメーカーが出てきているのは、偶然だろうか。

ちなみに、イタリアにも、フェラーリなど有名なメーカーはあるが、突出した販売台数ではないようだ。

ドイツと日本に共通する、強い自動車メーカーになりうる要素とは何か。

1.勤勉さ
一度決めたことはやり抜く、手を抜かないところがあるのではないか。戦時中も、両国とも、侵略すると決めたところは徹底的に攻めていた。

2.組織力、マネジメント力
飛行機でもなく、ソフトウェアでもなく、自動車で勝てているのはなぜか。部品の一つ一つに精度が求められて、かつ、精度高く組み立てる必要がある。

全体がきちんと見えて、ダメなところを改善していけることが重要。戦争で軍隊を規律していけるのと似ている。

3.リーダーシップ
具体的に目に見える形で、目指す先がハッキリ見えていること、努力すればするほど、その成果が出ること、目指す頂上が高いこと。これらを満たす場合に、より強いリーダーシップが発揮できるようだ。

まとめ
個人として、組織として、リーダーとして、独特の強みがあることが分かった。もう一つ、二国で勃興した特徴的な産業として、化学産業があるが、同様ではないかと思う。