先日、日本が自動車と化学に強い理由について考えたが、本当の理由が分かった。また、IT業界に弱い理由にもなっている。
学習指導要領と、大学受験の科目の切り方が、物理と化学になっているからだ。情報処理は、科目がない。
国民としての元々の潜在能力もあるだろうが、指導要領のレベルの高さが、産業のレベルを押し上げているのではないか。
一方で、機械メーカーや素材メーカーとは異なる職業につく人間にとっては、専門的過ぎて不要な知識となるが。
情報処理、テクノロジーについても、「物理」や「化学」と並ぶ必修科目にしてしまえば、高校卒業時点で、かなりの基礎能力がついているのではないか。
できる人間は、大学からでも、社会人からでも、自ら進んで学習するだろうが、平均的な力を高めていくことが、産業のレベルを押し上げることに繋がると思う。
学習指導要領を変えるのにも、それなりにパワーがかかるはずだが、それに見合う効果は絶対にある。
むしろ、時事刻々と技術革新が進む現代において、改定に10年も要しているようでは、国力が低下してしまうのではないか。
ここのサイクルをいかにタイムリーに、正確にしていけるかが、国としての大きな課題の一つだと思う。