炉台製作(自作)
2006年4月の棟上げ後なるべく建設現場に入り、10時と15時のお茶出しと、職人さんたちとコミニケションを持つようにしました、ログハウスがどの様に出来ていくのか、今後メンテナンスでどこに注意すれば良いのかなど、その実際を知るためでもありました。
私でも出来るところがあればと、積極的に手伝い作業を見つけていました。
(結局6月の完成まで現場に出入りしていました、多分煙たがられていたかも?)
又私はいくらでも時間があるので、なるべく自分で出来るところは自作してみようと思っておりました。
まず手始めに、薪ストーブの炉台の製作にチャレンジします、ある程度は雑誌などで調べておきましたので手順は何となく理解していました。
多くの方が作られる炉台は床の上にボード、レンガ等を積んでおられますが、私が計画している炉台は床面より25cm落とし込んでいます、これには次のようなメリットがあります。
1、 床が薪のくずとか、砂、泥などで汚れない。
2、 床に座ってストーブの操作ができる、長時間いても腰にやさしい。
3、 椅子に座っていて足の高さがストーブの高さと同じため、足の先までぬくとい。
大工さんにあらかじめ炉台寸法の図面をお渡ししてありましたので、下地は基礎工事から製作していただきました。
ここまで大工さんに依頼しました、下地材まで。
ここから私の作業
下地の上にALCボード(軽量気泡コンクリート、高断熱性、高耐火性)40mm厚)をコンクリートボンドで貼り付ける。
床面はALCボードの上に8mm厚のタイルを貼り仕上がりです、背面は35mm厚のレンガを貼り付けました、この作業の目地付けが超難儀でした、ズーットしゃがんでいますので腰に来ちゃって、何度も腰を伸ばしての作業でした。(左官工事は高い訳だ!なんて思いながら・・・)
床面と背面の完成(あーあ;疲れたー腰が砕けそう)
あの薪ストーブを焚けることを考えて我慢がまん。
炉台床面の隅のキャップを外すとパイプがあり、下にレジ袋が下がっています。
炉台内のごみくずや灰を手ボウキで落とし込みます、炉台の掃除が楽です。
(後で気が付きましたが、背面のレンガ壁は下部に通気用穴が欲しかった)
これでほぼ完成です。
この地域は海抜600~700mあり朝夕の寒暖差があり、甘みのある美味しい果物が出来ます。
桃や信州リンゴの果樹園農家が多く産地となっています、4月は白いリンゴの花、ピンクの桃の花がとても綺麗です。