無意識の口癖に気づかされた日
今日、私は大切な学びを得ました。息子に対して「自分は小さい時のイメージに執着し、今の本当の姿を見ようとしていなかった」と素直に謝罪をしようと思い、会話を始めました。そのとき息子が、思いもよらない指摘をしてくれたのです。「お父さん、いつも“いや”って言うよね。何か言ったら、まず否定から入るよ」確かに思い返せば、私の口癖は「いや」でした。「いや、そうじゃなくて」「いや、もっとこうでしょ」――。何気ない習慣のように思っていたけれど、息子にはしっかり伝わっていたのです。口癖の裏にある「無意識のマウント」その言葉を受けて、私はハッとしました。自分が何気なく発した「いや」という一言には、相手の意見を受け入れる前に自分の方が上だと示す態度が隠れていたのではないか、と。心理学では、無意識のうちに他者より優位に立とうとする行動を「マウント行動」と呼ぶことがあります。それは時に、親が子どもに対して「自分は経験があるから正しい」という思い込みから出てしまうもの。私の場合も、“親は子どもより偉くなければならない”という古い信念が、口癖の形で表れていたのです。子どもに与える影響言葉はエネルギーを持っています。小さな「いや」でも、積み重なれば子どもは「自分の意見は受け止めてもらえない」と感じるかもしれません。結果として、自信を削がれたり、心を閉ざしたりすることもあります。息子が勇気を出して「その口癖は嫌だ」と伝えてくれたのは、私を信頼してくれているからこそ。彼の指摘を素直に受け止め、「これは変えたい」と強く思いました。 親だから正しいとは限らない 無意識の口癖に、その人の価値観や思い込みが表れる 子どもの指摘は、成長のチャンスをくれる宝物私は「いや」という癖を手放し、まず相手の言葉を受け止める姿勢を大切にしようと思います。素直な心で向き合えば、家族の関係性はもっと透明で温かいものになるはずです。皆さんにも、無意識に繰り返している言葉や態度はありませんか?それはもしかすると、大切な人を知らず知らず傷つけているかもしれません。小さな口癖や態度の中にこそ、自分の思い込みや価値観が隠れています。気づき、見直すことで、関係は大きく変わります。息子が私に教えてくれたように、周囲の人の言葉に耳を傾けることが、自分を成長させる大きなきっかけになります。