こんにちは
石狩市まで行って来ました
浜益にある「千本ナラ」に会いに行きました。
千年ではなく、千本です
枝が多数に分かれて伸びている姿が、千本も生えているように見えることからこの呼び名がついたそうです
このミズナラは樹齢(推定)800数十年で、「新日本名木100選」に選定されました。
パワースポットとして有名らしいです。
前から行ってこの目で見てみたいと思っていました♡
札幌市内の自然公園でも、樹齢800数十年の樹木は見たことがないです
西岡公園に「長老の木」がありますが、たしか400年くらいだったと思います。
なので800年というのは今回初めてです!
本州が飛鳥・奈良・平安時代(約1,400年から800年前)だったころの北海道には擦文(さつもん)文化という独自の文化がありました。
擦文とは、土器の表面に付けられた「木のへらで擦ったあと」のことをいいます。
写真はお借りしました
擦文文化は、四角い竪穴住居に住み、雑穀栽培を行うなど、本州の暮らし方を取り入れつつも、住居の中では伝統的な囲炉裏を使い、水田は作らない、といった北海道の地域性が強く表れた文化でした。
そんな時代から生きているのですね!
周りに民家の無い山道を上がって
車道からすぐの横道を降りていくと、ひっそりと佇んでいました
横に立つだけで、なにか荘厳な「気」のようなものをビンビンと感じました…
もっと横からや後ろからも撮りたかったけど
木の幅より少し大きいくらいの柵に囲まれていて、下にも降りられませんでした
横に伸びた枝はとても太いです
訪れる人は、願い事を書いたしゃもじを御神木のしめ縄や網に差していきます。
なぜ、しゃもじなのかというと、「ご飯をすくう」の「すくう」という言葉にかけて「願掛けの人をすくう」という意味でしゃもじを使うようになったそうです。
しゃもじは近くの温泉の売店で売ってるらしいです
この木を含め3柱の御神木があったそうです
落雷や強風の被害で、直接そばに行くことが出来るのは、この御神木のみとなったそうです。
日本海から吹き上げる風が強いのでしょうね。
この日はほぼ無風状態でしたが
海が見えました
前に読んだ、森林管理官の本によると
種類にもよるのでしょうが、
樹木の120歳は人間でいったら18歳くらいだとか…
800歳は126歳くらいでしょうかね?
ナラの木はヨーロッパでは強さや忍耐力のシンボルとされているそうです。
樹幹内部は菌類の繁殖を防ぐ物質で満たされ腐りにくく
樹液にはタンニンが含まれるので昆虫をほとんど寄せつけない。
そして樹皮は分厚く丈夫なので、外敵の攻撃にも強い。
他の樹木が生きられないような
光や良質の土がない環境でも、あきらめないで生きるそうです。
どうかいつまでも元気で、長生きしてくださいと思いました
帰り道、子🦊が車の前に!
ありがとうございました♡
(๑ˊ͈ ꇴ ˋ͈)