Ｘで英国ロイヤルオペラの蝶々夫人のツイートを見かけて、俄然観たくなって調べてみたらTOHOシネマ系列でやっているらしかった。
でも、御用達の新宿ではやってなくて、日比谷か日本橋辺りまで行かなくちゃならないみたい…
どちらも遠めだし、どうしようかな〜と思っていたら、同じ日にトノバンのドキュメンタリーをやっていることに気が付いた。
そして、日本橋だと、トノバンを観た後、20分後に蝶々夫人が始まるようで、時間的にちょうど良い✨
長丁場になるけれど、２本続けて観ることにしてチケットを取った。
トノバンの方は２時間。
オペラは休憩を挟んで３時間以上ありそうだから、結構疲れそう…😅
ちょっと奮発して、プレミアシートというものを取ってみた。
シートの座り心地が良いのかな、と思って😆
久しぶりの日本橋、三越前で降りて歩いていると神社を見つけた。
ちょっと寄ってみる。
きれいなお花でいっぱいの手水舎。
お詣りしている女性が何やら熱心で、いつまでも祈っていらっしゃるので、映画の開始時間が気になってお詣りは断念し、映画館へ。
『トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代』
高校時代に軽音部の先輩たちがコピーしていたことで知ったサディスティック・ミカ・バンドから、ずっと追っかけたトノバン。
安井かずみさんとのパートナーシップにも憧れたし、ヨーロッパ三部作も大好きだったけれど、フォーク・クルセダースの時代のことはよく知らなかった。
この映画で、トノバンだけでなく、この時代のことをいろいろ知ることができて面白かったし、サディスティック・ミカバンドに坂本教授が関わっていたことは今回初めて知った✨
本当に、今更ながら面白い時代だったんだなぁ…
そして、映画の中に出てくる、アルバム『黒船』の中の曲は、今聞いてもめちゃくちゃカッコよかった😆✨
一本目の映画が終わって、20分の間に急いでリフレッシュのための飲み物を買いに行って、次のシアターに移動…
プレミアシートは、少し席の幅が広いことと、荷物置きの棚が横にあるだけで、そんなにプレミアムでもなかった🤣💦
『蝶々夫人』が始まった。
ツイートほど、主演のアスミク・グリゴリアンが良いとは思わなかったけれど、スズキ役のホンニ・ウーが良かったなぁ😅✨
カーテンコールでも、一際大きな拍手を浴びていた👏✨
どこの国の人かしら…
この人のやる蝶々夫人が観たい✨🌟✨
休憩を挟んで３時間越えの舞台が終わり、オペラの内容というよりもロイヤル・オペラハウスの中を久々に見られて、本当に懐かしかった…
子供が小さい頃、バレエの勉強のために何度かパリのオペラ座や、ロンドンのロイヤル・オペラハウスに観に行っていた。
（今考えると、アタオカ😅…なんて勿体無いことをしたものか…）
その頃は、本当にバレエを真剣に続けるものだと思っていたからね🤣
幕間に飲み物や軽食を取ることのできるホールなどがインタビュー会場として何度も映り、あぁ、もう一度あの場所に行きたいなぁ…と切に思った🥲
少し疲れた頭で劇場を出ると、昼間見た神社と街はすっかり夜に包まれていた。
誰かと一緒だったら、一杯飲みながら感想を語り合いたいところだけど、あいにく一人なので😅そのまま真っ直ぐ帰途についた。
ミカ・バンドの活躍した70年代、自死したトノバンのこと、そして、子供達と何度もロンドンに通った十数年前のことをいろいろ考えながら…
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