昨日、以前一緒に勉強していたセミナー仲間から連絡が入った。


ご存知かも知れないけれど、○○さんが亡くなったのご存知ですか⁉️



え⁉️ 何のこと⁉️ どうして⁉️
あまりのことに理解出来なくて、頭が働かない。


ご病気だったらしいです…




1ヶ月くらい前に、あるセミナーに参加して欲しくて、彼女に連絡していた。

そのセミナーは今、特に必要はないけれど、頭数が必要なら参加するよ〜と言ってくれた。


いやいや、必要ないなら、お忙しい○○さんのことだし、無理しないで大丈夫🙆‍♀️と伝えると、そんな、遠慮し過ぎだよ〜、役に立てることならいつでも言って〜と、いつもの調子で優しい返事が来た。



そしてクリスマスにも、可愛いクマちゃんがプレゼントを開ける動画がLINEで送られて来た。


なんだかそんな可愛い動画を贈られたことに照れてしまって、Merry Christmas💖とだけ返事を送った。


いつもみたいに甘えてぐちゃぐちゃLINEしたい気持ちもあったんだけど、またきっと忙しいだろうし、迷惑かけちゃいけないと思って、何故かそれだけを送ったんだった…



それから1ヶ月も経っていない。

その時は、もうすでにかなり具合が悪かったのか…

何にも言わずに、優しい言葉と気遣いだけをくれて…



いつも何かに燃えていて、忙しく世界中を飛び回っている人だった。

いくつもの仕事を同時進行させながら、いろいろなものに投資をして、確実に資産を増やしてもいた。

お子さんのためだと言っていた。

すごいね〜✨と言うと、私は愛を失ったからお金に走ったのかも❣️なんてふざけた返事をしていた。


ゆっくり話そうね、飲もうね、って言っていても、何かしら仕事が入ってボツになることもしばしば。


でも、会えた時には100%向き合ってくれて、とことん飲んで話したり、いつも明るく優しい言葉をかけてくれた。

『一期一会』って、まさに彼女が体現しているものだったのかも。

困ったことで相談した時は、心底応えてくれたし、いつもいつも前を向いて歩いている人だった。

そして、それをこちらにも自然に促してくれる人だった。




知らせてくれた友人と待ち合わせてお通夜に参列し、二人でズビズビ泣いた。

私よりずっと若いと思っていたのに、実は年上で、お孫さんも何人かいることを知った。

たくさんの人が参列していて、本当に大勢の人に愛されていた人なんだと改めて感じた…




帰り道、友人といろいろと話して、知らなかった話をたくさん聞かせてもらった。


友人は去年の春、彼女と一緒にドイツに旅行していて、その時はきっと本人も病気には気付いていなかったらしいこと。

夏頃に病気が分かり、もうどうにも出来なかったらしいこと。


そして、仲間の誰にも、病気のことを知らせていなかったこと…



本当に強い人だったんだと思う、と彼女は泣いた。

私も、そうだね、と答えて泣いた…





一人、家に帰ってなんともいえない気持ちになり、こんな使い方が合っているかはわからないけれど、オラクルカードを引いてみることにした。


彼女と最後のお別れをできなかったけれど、もし出来るなら、何か彼女から私にメッセージをもらうことはできないか、って。


引いたカードはこれだった。




SHADOW〜影。


僧侶のような人が、明るいところと暗いところに立ち、一本の杖を同時に握っている。

二人とも薄らと笑みを浮かべているように見える。

影の存在から、明るい所にいる人が、何かを受け取っている?

英知のようなものを?…



藤原先生は、カードのガイドブックは読んじゃダメ、とおっしゃるけれど、今日は読んでみた。



『このカードは感情や感性を象徴している。
人生においては全ては流転する。
このカードはあなたに行動を促している。自分が恐れていることに向き合い、魂の闇の部分を探るのはまさに今。
勇気を持ってそれを乗り越えることを学ぶべき。

またこのカードは、トンネルの向こうには必ず光があることを約束する。
過去を否定したり、涙を流したりしなければ、魂の宝箱の中にたくさんのダイアモンドがあることにあなたは気づくだろうことを知って!』




私は、最後の彼女とのやり取りを後悔し、涙に暮れていたけれど。

人生は全て流転する。
全てが変化する。

私は涙に暮れていないで、彼女から学んだことを胸に、明るく生きなくてはならない。

彼女との思い出の宝箱には、たくさんの気付きと愛がある❣️



それを無駄にしないように、私も自分の人生を生きるよ。

一期一会の精神で、人との出会いを大切にするよ。

そして、今度会えた時はもう遠慮しないで、うんと甘えさせてもらうよ…