小さなお裁縫箱もともとカルトナージュを始めたきっかけは、娘のバレエ教室のバザーのためだった。それぞれの保護者が何かを作って出品しなければならなくなり、刺繍を入れたトウシューズ用のポーチ? バレエ衣装用のバッグ? 何が良いかな…と悩んでいたら、「こんなの誰か作れないかしら?」と先生に一冊の本を渡された。小さな布箱。初めて見たカルトナージュの本だった。かわいい。作ってみようかな。お借りして帰って、試行錯誤してみた。出来たのはこんな感じの小さなお裁縫箱。バレエを習っている子達は、お教室で自分でトウシューズのリボンやゴムを縫いつけたりする事が多い。お裁縫道具は必須。でも、意外とかわいいお裁縫道具セットってない。良いんじゃないかしら。いろいろなバリエーションでたくさん作って、バザー会場に並べた。先を争って買ってくれたのは、私が対象に考えていた子供達ではなく、先生方だった!大人になってもやっぱり小さな可愛いものって、女の人達は好きなんだわ…ちょっと可笑しく、嬉しかった。