制震について学ぶ | REMIX Architectbuilder's BLOG

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長野県松本市にあるリミックスより設計・施工・不動産に関する情報を発信していきます。

おはようございます。

 

昨夜の嵐のような風雨とは打って変わって今朝は冬とは思えないほど暖かく、まさに「立春」にふさわしい朝となりました。

現場で働く職人さんたちも暖かくなって動きやすくなりました。

 

さて、弊社で現在進行中の内里山辺で始まっている現場で先日建て方を行いました。

前日夜に雪が降ったので天気が気になっていたのですが昼間は見事に晴れて無事建て方完了です。

現在は外周部も囲われて内部の下地を着々といれています。

大工工事は2月中くらいには終わり3月中頃の完成を目指しています。

こちらの物件は弊社建売住宅となっています。

所属する全日本不動産協会マスコットキャラのラビーちゃんが現場でお待ちしています。

里山辺郵便局近くの住宅地内2階建て3LDKの4人家族を想定したお家を建築中です。

現在サッシ、お風呂、内部建具、外壁は発注済みですが、建築中にご契約いただくと発注前の部分(キッチンや床板、クロスの色など…)は購入いただいた方に選んでもらえます。

工事の進捗状況で残念ながら変更できない部分も出てくるかもしれないですがご了承ください。

 

こういった方は是非ご検討ください!

●2000万円台の中古住宅をお探しの方

●土地建物合計3000万円以内で新築購入を検討中の方

●実際のものを見ないと間取りとか中のイメージとかよくわからないという方

 

現在絶賛販売中のため詳細はお気軽にお問い合わせください!

 

 

 

進行中の物件の合間にお勉強もしっかりと…

長野県建築士事務所協会主催で制震部材の勉強会に参加しました。

ハウスメーカーでは10年ほど前から積極的に取り組んでいる精神構造。

近年精神に取り組むメーカーが増え、開発能力の向上等で費用対効果が期待できるようになってきたため

弊社でも導入するメーカーを模索している中での勉強会でした。

ちなみに制震というのは…

現在の建築基準法を元に耐震基準をクリアして地震に正面からぶつかって耐えるのが「耐震構造」

耐震構造にプラスして様々な工法で地震の力を吸収して耐える力を補助してあげるのが「制震構造」

建物と地面をまるっきり切り離してしまうのが「免震構造」

 

・耐震構造は現在の建築基準法では住宅箱物問わず一般的な工法となります。

 構造計算等により必要部材の検討をしているので、これにクリアしていないと確認申請が通りません。

 地震に耐えるので揺れはダイレクトに伝わってくるので内部の地震対策は必要になります。

・制震構造は耐震構造を軸に補助材を使って揺れを吸収する構造です。

 だからといって揺れないわけではなく揺れを軽減するものです。

 かつては導入に100万円くらいかかっていて対応年数や耐力について不透明な部分がありましたが、近年

 価格も当時に比べれば安価になり、導入しやすくなっています。

・免震構造は昨今公共建築物に導入されている工法です。

 建物と地面が切り離されているため、地面と建物の接合部分で揺れを吸収し、建物に影響を与えないように

 設計されています。

 改ざん問題で騒がれたT洋ゴムや○YBなどを採用した建物はまさにこの免震構造になります。

 設備投資に○百万円単位(住宅規模で)かかるかなり高価な工法のため導入にはかなり高いハードルがあります。

 

といった地震に対する考え方があります。

全ての建物が免震構造ならとも思うのですが、住宅建築予算を考えれば導入できる方は数少なく、

難しいのが現状ですが地震への不安は皆さん持っているので住宅業界では制震に力をいれているという経緯があります。

制震にも手法が様々あり、

油圧ダンパー系

ゴム系

摩擦系

どの手法が弊社の建物に合うかという検討を進めていき、近々試験的に導入してみようと考えています。

 

耐震・省エネ等近年の住宅業界は変革の時なので、置いていかれないように日々新しい知識を取り入れていきたいと

思っています。

 

 

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