こんにちは。
山の方では紅葉も始まり、朝晩の冷え込みもつらくなってきました。
朝があまり強くない私ですが、寒くなってくると特にお布団が恋しくてなかなか起きれないです(笑)
静岡の方では早くもスキー場がオープンしたようでいよいよ冬の足音が聞こえ始めています。
そんなこれから寒くなるときに、リフォームのお仕事をさせていただきました。
お施主様の要望は「今より少しでも暖かく」
こちらのお家は商売をやっているお店の上に住んでいるので、お店を建てた当時から住居スペースを作った以外はあまりいじっていなかったそうです。
サッシなどは年数がたってくると建物の動きなどで隙間もできてくるので冬は寒かったそうです。
でも、サッシを入れ替えて、断熱をやり直してと言えばけっこう金額がかかってしまうので、今回は内側だけで改善できる方法でリフォームしました。
既存のサッシの内側に新たにインナーサッシ(複層ガラス)を取り付けました。
これで隙間もなくなり、かつ単板ガラスより複層ガラスの効果で断熱性も向上します。
天井では既存の断熱材がまだ傷んでなかったので有効利用し、さらにもう一層断熱材を仕込んでいます。
断熱と一緒に収納関係もより使いやすくということでリニューアル!
収納扉を3枚引違にして広々使えるようにしました。
上の写真は普通の押入れとして、下の写真は真ん中に着物が入れられるように和ダンスとして使える収納部品を使いました。
こちらはお施主さんの使い方に合わせて寸法を調整した収納です。
かつての造りつけ和ダンスは長物もかけられる洋服かけに。
和室からのリフォームだったのでどうしても柱や長押とけんかしてしまうところがあったので、そういうところは収納扉と同じ材質の床板をうまくメクラに細工してもらいました。
畳は昔ながらのワラ畳だったのですが、将来フローリングにもできるようにと最近のスタイロ畳に一新し、将来を考えた床下地も造っておさまっています。
ちょっとしたリフォームですが、だいぶイメージも変わり、お施主様も喜ばれていました。
この工事はエコポイント対象工事だったので、エコポイントもしっかり申請しました。
ちなみに今年度のエコポイントは現在、予算の85%実施されているようでギリギリだったかもしれなかったようです。
新築、建て替えも夢が広がる楽しい出来事ですが、こういったリフォームも
「今を大事に、より快適に」
できるこれからの住まいの一つの形ですね。
さて、話は変わりますが私最近、実は勉強しています。
というのも今度の日曜日が資格の試験なのです。
1級建築施工管理技士
主に建設会社の現場監督が多く取得する資格なのですが、同じ建設業なので取って損はないのでこのたび挑戦してみます。
ちなみにこちら、1級建築士を持っていると学科試験免除ということで実地試験から受験します。
いざ勉強してみると大規模現場から離れて3年たっているのもあり忘れていることが多くてなかなか苦戦中です。
今日も家に帰ったらみっちりやります。
問題集は1級建築士試験でずーっとお世話になった信頼の日建学院製。
日曜日、東京はお台場で奮闘してきます。