爆弾低気圧と停電対策 | REMIX Architectbuilder's BLOG

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長野県松本市にあるリミックスより設計・施工・不動産に関する情報を発信していきます。



おはようございます。


昨夜の雨風とてもひどかったですが、みなさんの住んでいるところではいかがだったでしょうか。


私の住んでいるところは山の上なので見晴らしがいい反面、風当たりがきつかったです。

台風被害がかなり少ない長野県ですが、昨夜は台風よりも台風らしい天候でした(笑)


そのおかげで日付が変わるころに停電となりました。


現代の生活様式では電気というものはなくてはならないものになっていると思います。

照明から始まり、テレビ、冷蔵庫、ケータイ、パソコン…

特に携帯電話・スマートフォンについては災害時の安否確認をするのになくてはならないものになってきているかもしれません。

ちなみに私の停電時のスマホのバッテリーは残り13%でした(笑)

大きな災害になっていたら家族の安否確認も自分が安全であることの主張も危ぶまれるところでした…

結局車に置いてあった携帯バッテリーを持ってきて充電したので問題はなかったのですが、自然災害が増えてきている昨今、ライフラインの確保もこれからの住宅には必要になってくるかもしれません。




写真は弊社が主に取り扱っている太陽光発電のカタログです。(事務所屋根についているものと同じです)


ちなみにブログ書き始め頃の発電量はこちら



まるで台風一過のような晴れの天気で調子よく発電してくれてます。


昨年までは電力会社の買電料が話題となり、太陽光の導入についてかなりの方が興味をもっていたのではないかと思います。

年々買電料が下がったこともあり、今年はあまり太陽光を載せたいというお話も聞かなくなっています。


そもそもこの太陽光発電には大きく2タイプに分類された発電形式があります。


①余剰電力を電力会社へ売る(発電量10kw未満対象)

②発電量全量を電力会社へ売る(発電量10kw以上が対象)

おおざっぱにいうとこの2つに分類されてました。(厳密には多少異なりますが解釈としてはだいたいこんな感じ)


①のタイプはいわゆる自給自足タイプでだいたいのお家はこのタイプで導入されてるとおもいます。

昼間発電してる間の電力はまず自宅で消費し、余った電気を売るという方式です。


②のタイプは導入資金に余裕があったり、屋根面積が大きいお家、または空地の有効利用ということで、事業用というくくりに扱われています。

こちらのタイプは自宅では使えず(自宅屋根への設置を前提とした場合です)、発電した電気は全て電力会社へと売るという方式です。


①のタイプは発電していれば自宅で使うことができるので、災害時にも安定して電力供給ができますが、②のタイプは自宅内では使用にかなり制限があります。(各部屋のコンセントからは使えないのです。)


しかしこんな太陽光発電にも弱点があるのです。

それは、「昼間発電しているときだけ」なんです!

夜の電気はないんです

普段も夜の電気は各電力会社から買っているんです。


今回の私の家みたいに夜停電になってもなんともならないのです。


そこで現在、各メーカーでは住宅用蓄電池の技術開発が始まっています。

実際商品も発売されているので、早い方はもう設置しているかもしれません。




(画像はたまたま探しやすかったパナソニックです(笑))

この蓄電技術は画像に載っているように「もしも」の時もそうなんですが、本来の自給自足にも大きく期待されています。

自動車で話題を呼んだ日産リーフも蓄電池として夜のお家の電気を供給できるようです。

「昼間発電した電気を充電し、夜に利用する」

最大のエコであり、「もしも」の時の強い味方ですね。


今後、この蓄電技術はさらに発展していくようなのでまだまだ太陽光発電は見逃せないですね!

エコキュートのように次世代のスタンダードにもなりえるかもしれません。


昨夜の停電でふと頭に浮かんだので蓄電技術の紹介をさせていただきました。

今後の太陽光の考え方の参考になればと思います。