アクセサリーでいうメッキとは、金属の表面に高価な金属をコーティングしたもののことを言います。
金メッキと言われるものは、地の金属の上に薄い金箔で覆ったもののことです。
「ピンクゴールド」「イエローゴールド」「ホワイトゴールド」も合金にメッキです。
ですので、こういういったものは コーティングされているものを剥がしてしまう事になるので、ゴシゴシ磨くのは NGなんです。
アクセサリーにくすみが出てきたと感じられるのは、変色ではなく、摩擦でメッキが減り下地の金属が顔を出してきたということなのです。
そんな状態のところに、上から磨きをかければもっと剥がれてしまうという事になる訳です。
お使いになった後は、その日のうちに乾いた柔らかい布（メガネ用クロス等）で汗や汚れを優しく乾拭きして下さい。
それだけで驚くほど変色を防ぐことができます。
金属部分の汚れがあまりに酷い場合は、汗や脂の汚れは、台所用中性洗剤などでこすらず泡で優しく洗う。（汗の酸もメッキ禿げの原因になります）
（水分に弱い天然石やコットンパールなどもパーツの一部として使われていたら、お水に濡らすのは避けて下さい。）
中性洗剤をお湯に溶かして布に含ませ、金属部分だけ拭く。
その後、乾いた布でしっかり水分を取ってください。
注意点は、「こすらない」です。
歯ブラシで磨いたり、研磨剤を使えないというのは、こういう理由からです。
酸化を防ぐため出来るだけ空気に触れないようにするのがベストだと言われており、アクセサリーの保存袋にしまっておくのが一番良いとされています。
ジュエリーボックスに入れたアクセサリーの上に布を置いておくだけでも違うと昔どなたかのブログで読んだことがありました。(^-^)
また、時間とともに錆びてきたとよく聞きますが、その錆び度合いは、中身の地金の成分によるそうです。（中身が錆びたということです。）
表面のメッキ加工も気になりますが、地金に何を使っているかも重要で、そこに高価なものか安価なものかという違いが出て来るんだそうです。
あのシャネルやディオールも特別仕様以外は殆どのものがメッキ製だそうです。
地金が高価なものであるのはもちろんのこと、磨く回数や技術であの輝きとあのお値段になるんですね。
アクセサリーパーツには、“メッキ”、“真鍮（しんちゅう）”とよく表示されています。
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