最近、知り合い?(友達というにはおこがましい)の会社のお仕事を手伝っている。とあるIoT製品の市場調査で未経験の仕事。今日は一人でビッグサイトまで出掛けて情報収集。スーツのおじ様たちに紛れて会場をウロウロ。お目当てのブースに行き、色々教えていただく。何を質問しようか、どこのブースに行こうか、自分で情報を取りに行かないといけない。

2時間歩き回り、パソコンを背負っていたのでさすがに疲労。お昼ご飯にするにもビッグサイト内のレストランは行列。ゆっくり休みたかったので空腹を我慢し、空いてるお店を目指す。この時の気持ちは「焦るんじゃない、俺はただ腹が空いているだけなんだ。俺の胃袋は何が食べたいんだ」とまぁ、孤独のグルメ。あの主人公ほど空腹が我慢できず、国際展示場までの間にあるビルのレストランへ直行。胃袋は完全にカレーだったので、ドライカレーに玉子焼きがオムライス状に乗っていて、更にその上から黒カレーがかかっているものをオーダー。「うまい、うまいぞ。」と、ここでも孤独のグルメ。


前職は9:00-17:30で会社の中にずっと居て、考える暇もなくやることがあって働いてたので、なんだかこうやって自分の裁量で外出できるのが新鮮。しかもオフィスに戻ったら「だいぶ市場が見えてきましたね」って言ってもらえて嬉しかった。未経験だったので不安もあったせいか、何かすごく嬉しかった。

30後半にもなると同じ会社で同じような仕事していると、大抵のことは出来るようになるので自分に出来るかなって不安になることがあまりない。つまり、新しいことにチャレンジしてないということになる。だから、今日はちょっとした事なんだけど、成果が出てきたようで嬉しかった。最初は向いてないかもな…なんて思ってやってたけど30時間くらい頑張ったら結果が出た。

どんなに歳をとっても新しい分野の仕事は新人。自分の力を過信せず、最初からスマートに結果は出ないと思って根気強く取り組まねばね。実際、市場調査のやり方は勉強になったし、思い切って未経験の仕事をやってみて本当に良かった。担当の方も「そんなスマートには出来ません。泥くさい作業です。時間かかるけどやった分だけ得られるものはあります。」って気長に見守ってくださったのも有り難かったな。

今日もいい日だった。ありがとう!
夜ご飯も美味しく感じた。