人生の夏休み期間というわけで最近は読書をする時間も増えた。

昨日、読み終わったのは中村桂子さん著「ふつうのおんなの子」のちからという本。

 

 

なぜこの本を読んだかといえば、再来週に私の憧れの土井善晴さんと中村桂子先生が、この本をテーマに講演会(対談)を行うから。

 

「ふつう」という言うと「普通って何!?」と一部の人から突っ込まれそうだけれど、それもこの本を読めばきちんと捕捉されている。私がこの本を読んで思ったことは、

 

ふつうのおんなの子の思想は物質的ではなく精神的な豊かさや自然を大切にするゆったりした生き方。しかし現代は周囲の変化が早過ぎてゆったり出来ない。この思想を貫くには強さが必要だと思う。それは攻撃的ではなく異質なものを飲み込む大らかさのような⁉︎

 

ということ。本の中には子供心にカッコいいな!と思っていた、若草物語のジョーや風の谷のナウシカのエピソードが印象的だったけど、彼女たちからは優しさや素直さから生まれる強さを感じた。単に自然と調和して、のんびりホンワカ生きるのではなく、自分が受け入れられないものに対して毅然と立ち向かう強い生き方を感じずにはいられない。

 

そんなことを思いながら土井善晴さんのツイッターに返信したところ、土井義晴先生がリツートしてくださった。ちゃんと読んでくれたことがわかり感無量。

 

 

ついでに言うと、これ以外のツイートにも「いいね!」してくださった。

 

 

これでしばらく心はホクホクして生きられる(笑)

 

再来週の対談では「ふつうのおんなの子」のちから→この意味での「強さ」について理解を深めたいと思う。