この前、土井善晴さんのお稽古ごとで習った栗ご飯。
なんとも旬を感じさせる一品なので絶対に自分で作りたいと思った。
栗ご飯が土鍋の淵まで迫ってきている。なかなか迫力あり。美味しそうだ。
お稽古の時、土井先生に栗の名産地を尋ねたが「産地よりも鮮度が大事、皮の色が薄くてツヤがあるものがいい」教えてもらった。
昨日さっそくデパ地下へ栗を買いに行くと、まさかの1袋1,500円。隣で売ってる松茸60,000円に比べたらかなり安いけど、そんな相対評価には騙されようがない。とてもじゃないけど普段のご飯のためには買えない値段。栗の相場はそんなものなのか。これじゃとても家庭料理では使えない。何でこんなに高いのか、ブツブツ言ってしまった。しかも高くで誰も買わないせいか、皮にもツヤがなくて古そうだったので、デパ地下では栗を買わずに帰ることにした。
ならば何でも揃う地元スーパーオオゼキに行ってみようじゃないか行ってみると、やっぱりあった。1袋600円でLサイズ。ツヤもあって皮にハリもありそうだったので即購入。ちなみに最後の1袋だった。ラッキー![UMAくん](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/202.png)
![UMAくん](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/202.png)
そして今日の朝食に栗ご飯を作ることに。食欲ってのはすごいもので睡眠欲にも打ち勝つ。美味しいものがあると思うと、布団との別れも辛くない。栗が私を待ってるぜ!私も栗ご飯を待ってるよ!という感じで布団の誘惑を振り切り、パジャマにエプロンを付けて調理開始。ホントはきちんと身なりを整えるべきだけど、早く作りたくなってしまい、パジャマのまま作り始めた。あと、相方に早く食べさせてやりたいという気持ちもあった。絶対食べたことないはずと思って。
※後で「多分食べたことある、メジャーじゃないけど、地元にもあったと思う」という相方の全く気の利かない言葉をもらうことになるとは知る由もなし。
さて、調理のこと。
本当は皮をむく前に栗を水に浸けた良いそうだが、それを知らずにすぐに皮を剥き始める。先ず底の部分を切り落とし、そこを起点に他の鬼皮を剥がす。薄皮も取るけど、私はあえて全部は取らない。
薄皮にはポリフェノールの一種であるタンニンが含まれてきるとのこと。渋皮を食べた方がアンチエイジングになるんだそうな。
というのもあるけど、風味が強く出て美味しそうなので渋皮が合ってもいいかなと思っている。普段は玄米だけど、栗ご飯なので白米使うし、何か栄養を補ったほうがいい気もした。
※栗12個の皮を剥いたところ包丁を抑えていた指にマメができた。美味しいものを食べるには、このくらいの苦労は仕方ないのか。あるいは水に浸けておけばマメはならなかったのか。次回実験する。
さて白米、塩水、栗を土鍋に入れる。
塩水で炊いていく。だいたい火をつけてから40分くらいで出来るので、炊飯器とあまり変わらないかな?炊飯器の方が早いかな?炊飯器持ってないのでわからないけど、まぁ、待てない時間ではない。
出来上がりはこんな感じ。
いただきます。