久しぶりにジムに行ってきた。

いつも有酸素運動をする時には欠かさずテレビを見る。家ではテレビを見ないので、ジムに行った時しかテレビが見られないのだ。

昨日はピコ太郎(なんとか大魔王みたい芸名だったと思うが忘れた)と田原総一郎が対談していた。その番組の中でピコ太郎が言った言葉。

「政治について公に話しにくい。昔はお笑いは反体制だったけれど、今はお笑いが主になり権力を持ってしまった。権力をもったことで影響を与えてしまうスポンサーだとかのことを考えると言いたいことが言えない。反体制から守る側になってしまった。」

そうか。言いたいことを言うにはマイナー派(少数派)にいた方がいい。メジャーになるとリーチできる数が増えるので影響力は増えるが、何を伝えるかという点では万人受けする路線になりがち。一方、マイナー派はリーチできる数が少ないのでピンポイントで確実に伝えるためな、万人受けしなくてもいいから正直にメッセージを伝える方が響くのかも。

実は先日、健康な食を社食に出したいと社食の大御所に伝えたところ「健康をキーワードにした食事は時代の二歩くらい先を行っている。今はまだ意識高い系の一部にしか受け入れられない。健康や身体にいいだけでは9割ビジネスとして失敗する。」とハッキリ言われた。

ハッキリ言ってくれたので、自分のやりたいことはマイナー派だと自覚できた。健康になりたくない人なんていないのだから、いつか自然と受け入れられるはずと呑気に考えていたがとんでもない。9割が失敗するとな。 

マイナー派ならマイナー派らしい伝え方を考えなきゃいけない。メジャー派ができないことがあるはずだ。どうやるかはまだ思いついていない。でも考える。

ありがとうピコ太郎。
本名は忘れたが何を言ったかは覚えてる。