すふ今回の食事会は音楽を通じで出会った方がゲストです。
貴重な仕事休みの時間を使い我が家までお越しいただくので絶対に喜んでもわねばという緊張感をモチベーションにしながら開催しました。
メニュー
玄米とお野菜(できるだけ旬のもの、自然栽培やオーガニックのもの)を使い、美味しいだけでなく身体をケアするメニューをお出ししようと考えました。
まずは蓮根。旬の時期は過ぎてしまいましたが市場ではまだ手に入ります。
蓮根は呼吸器系によいとされる食材で、歌を歌うのが大好きなゲストにはもってこいです。
絶対にメニューに取り入れたいと思っていました。今回はキンピラと蓮根ボールの2種類に使っています。
それから牛蒡。牛蒡はそれ自体に栄養はありませんが、腸をキレイにすることで有名です。
健康のためには、まず腸をケアしようと言われることもあります。
腸というのは身体の中でも原始的・基本となる器官ですので、これも抑えておきたいです。
同じような効果を期待して山芋(自然薯)も取り入れます。
結果的にはさらに安納芋・サツマイモも加えることになり、かなり食物繊維タップリの献立になりました。
メイン料理には、やはりお肉か魚がいいかなぁと考えながら買い物に行ったところ、ちょうど天然の鰆(さわら)を見つけることができました。春の魚と書いて鰆、今が旬です。
※天然の魚と言えど、すでに海が汚れているという指摘もありますが、それでも養殖よりは安全なのではないかと思っています。養殖の魚はストレスを感じながら育てられたり、抗生物質がたくさん入った餌を与えられていると聞きますので、できるだけリスクがあるものは避けるようにしています。
その他はお客様が好きなホタテ、普段あまり食べられない家庭の味や、雛まつりらしい華やかさや、ちょっと驚きを与える一品を盛り込みます。
それでは乾杯からデザートまでをご紹介します。
汁物
ホタテとタラで出汁を取り醤油のみで味付け、山芋のすりおろし入り
お重
(1)大根ステーキ、スナップエンドウ
(2)きんぴら:蓮根、人参、牛蒡、ヘンプシード(麻の実ナッツ)
(3)里芋と人参の煮物
(4)鰆の西京焼き
(5)蓮根と豆腐のボール甘酢ソースかけ
(6)ナッツローフ(ミックスナッツ、パン粉、玉ねぎ、人参)
(7)安納芋とサツマイモの。。。蒸かして潰して丸めたもの。(名称求ム!)
冬野菜は名残か名残も終わったかという感じですが、十分美味しかったです。
が、今シーズンは食べ納めと言ったところでしょうか。
(8)五目すし
具:干し椎茸、人参、醤油、玄米水飴(油揚げを忘れたのが悔やまれます)
酢飯:玄米、醤油、黒酢、白胡麻
トッピング:フェイク卵(豆腐&ターメリック)、アボガド、人参、紅芯大根
デザート
※お客さまのお気に入りのお取り寄せです(牛乳は飲みませんが牛乳寒は好きです)。
テーブルコーディネート
この日はすでに3月3日は過ぎていたので啓翁桜(けいおうざくら)を選びました。
薄いピンク色の小さな花をたくさんつけて控えめな感じです。
早春を告げる桜と言われ、12月~3月にかけて出回っているのだそう。
春らしいテーブルにしたく、王道ですがピンクをチョイス。
大人の女性をお迎えするのでもっと落ち着いた色にすべきか迷ったのですが、
ピンクこそこの時期だから使える旬の色と思ったのでピンクに決定。
お重と漆器で和風に仕上げました。
和食器の中にワイングラスを使い和洋クロスオーバーになりました。
白い横長プレートには、ちょっとした工夫をしました。
音楽が大好きな人の集まりなので、何か音楽らしいものを表現したいと思いました。
そしで考えたのがこちら。
偶然あった波模様を五線譜に見立てて音符シールを貼ってみました。