8/19と8/20に京都での2つのコンサートが終演しました!
たくさんのご来場ありがとうございました😊
本番の振り返りを。
まずは8/19@緑の館、〜歌とヴィンテージ楽器による〜山田耕筰が聴いた世界

日本におけるクラシック音楽の礎を築いた山田耕筰に焦点をあて、
彼と彼が影響を受けた作曲家の作品を、
約100年〜60年前の楽器で演奏しました。
今年の春に手に入れたジャルマ・ジュリオがこの日デビュー。
リハの動画を少し。
↓山田耕筰:この道の主題による変奏曲
この日は和装での演奏でした。
女性陣の着付けやヘアメイクは全て妹が担当してくれました。
ただの和装ではなく、大正風の工夫を凝らしてあります。
資料はこの数ヶ月の私の研究の成果を。
履歴書も作ってみました。
演奏以外の工夫もお客様からご好評をいただけて、ほっとしています。
ヴィンテージ楽器のアンサンブルが出来るなんて、半年前まで全く思ってもいなかったことでした。
それぞれ別々の国で製造されて、激動の時代を生き抜いてきた楽器たちが、縁あって日本で一緒に曲を奏でていることにゾクゾクしました。
モダンの楽器とはまた違った渋みと温かみが詰まったハーモニーをお楽しみいただけたのではと思っています。
ドビュッシーやシュトラウスの作品も、ヴィンテージで吹くことで新たな側面に気づく瞬間がたくさんありました。
翌朝の京都新聞にコンサートの様子を掲載していただきました!
年齢大公開〜🤣
そして次の日。
8/20はちおん舎にて、『ブレーメンの古楽隊』でした。
ずっとやりたかった町家での古楽器のコンサート。
こちらのコンサートもやりたかったことを存分に。
テレマン、バッハ、ヘンデルのトリオソナタと、ソロではルベルのソナタを。
チェロとオーボエそれぞれのソロ、素晴らしかったです👏
町家での開催だったので、雰囲気に合わせて太田耕平さんのさくらinバロックも演奏しました。
楽器を通してみんなと会話できた感が本当に楽しかったです。
ブレーメンで一緒に学んだ2人と、京都でコンサートがしたいと何年も前から思っていました。
それが今年ようやく実現。
それぞれ出身も日本の大学も年も違う日本人が、遠く離れたドイツのひとつの街で同じ時期に出会うのって縁だなぁと思います。そしてその縁が今回こんな素晴らしい企画を実現できたことに繋がりました。
遥子ちゃん、荒井くん、そして関わってくださった全ての皆様に感謝してもしきれないほど。
個人的には演奏もですが、運営面でも反省や学びが多々あったので、今後に活かしていきたいです。
今回のプログラム、どちらもかなり価値のあるものができたと思っているので、またどこかで再演したいです。
↑松尾大社に寄った時のすごく好きな写真。
大切な仲間との幸せな時間でした!