能楽堂でのコンサート終演しました! | toi♪toi♪toi

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Flute永野伶実の日記

15日に開催致しました、

Back to the 18th century part4 ー古楽器で聴くバロックの調べin能楽堂ーは無事に終演致しました!

まだまだコロナの不安と過ごす中、

会場に足をお運びいただきました皆さま、

ありがとうございました!




4回目を迎えたこのシリーズ、
これまでは教会で開催してきましたが、
初めて能楽堂で開催しました。

能楽堂でのコンサートというのに以前から憧れがあったということもありますが、
オーボエの荒井くんが昔狂言をやっていたというのを聞いていて、
是非このメンバーで能楽堂でコンサートをしたいなぁと思っていたことから計画が始まりました。

能楽堂とバロックというかけ離れたふたつをどう結びつけるか、ということで、
『舞踏』をテーマにフレンチバロックを中心に。
そしてせっかく能楽堂でやるので、和のプログラムもということで、
太田耕平さんの『さくらinバロック』
委嘱新作初演で清水慶彦『大枝山酒顚童子絵詞』より序
をプログラムに組み込みました。



どちらの和の作品もバロックと同じくらいご好評をいただいております!
清水作品についてはまた改めて別記事で。

そして今回のこだわりポイントもうひとつは衣装。
全員着物生地からオーダーメイドした衣装です。


足元は足袋。
私たちはレンタルでしたが、荒井くんのはmy足袋です。

昨年はコロナでやむなく一年延期を決定し、
今年ようやく開催できました。
コロナ禍の中で音楽を続けていけることが当たり前ではないこと、
演奏を聴きに来ていただけることがいかに有難いことかを痛感し、
今までの三回の公演とはまた違った気持ちで演奏できたように思います。

能楽堂という特別な空間での演奏は楽しくて感謝の気持ちでいっぱいになった時間でした。
今回も共演の皆さんからたくさん学んで背筋ピシッとなった気分です。
私ももっと音楽に対する集中力とか、今鳴らしてる音にぐいぐい入り込んでいく力を身に付けたい。
第五回目もさらにパワーアップした公演をお届けできるよう頑張ります!