先週日曜日は恩師、大嶋義実先生の還暦記念コンサートでした。
もう一週間たってしまいましたが、
忘れられない本番となったので記録に残しておこうと思います。
前半はモーツァルトのフルート&ハープの為のコンチェルト、
そして後半は先生の弟子約40人が集まって、
先生をソリストにフルートオケで演奏しました。
先生が京芸に赴任されて最初に指導された大嶋門下一期生から、
現役の京芸一回生までが集まりました。
久しぶりに行った母校でのリハーサル。
フルートオケのみんなで。
こんなに女性だらけなのに、
なぜか男性に挟まれる先生との楽しいショット。
プログラムの一言プロフィールは面白く!と先生からの指令だったのですが、
みんなのセンスが良すぎてけっこうプレッシャーでした。笑
リハーサルから本番を通して、
先生のものすごいサウンドのバックで門下生の一員として演奏させていただくことができ、
この日改めて、あぁ私先生の門下生で本当に良かったなぁとしみじみ感じました。
お客様も出演者も、みんなが笑顔で終えられるコンサートでした。
実行委員長を務められた先輩が終演後のスピーチで、
いろんな場所でフルートオケを演奏する機会はあるけれど、
どこでもリハーサルを重ねていけば縦は合う。
でも今回のフルートオケは、最初に一音みんなで出した瞬間に、
みんながそれぞれのフルートの中に同じものを持っているなと感じた、
それが大嶋先生が弟子にくださった財産だと思う、
というようなことをおっしゃっていました。
フルート奏者や音楽家といった枠を超えて、
私にとって最も尊敬する芸術家が先生です。
先生がおっしゃった、
「仕事は自分でつくるもの」
そして大分に行くことになった時に個人的にかけてくださった、
「実力、体力、人間力さえあればどんな場所でもやっていけます」
という言葉を、人生の指針にしています。
一週間たっても、良いコンサートだったなぁと余韻をかみしめています。
門下生としていただいた財産を大切に、
これからもずっと背中を追い続けていきたいです!