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Flute永野伶実の日記

昨日、Back to the 18th century -古楽器で聴くバロックの調べ-、

無事大盛況にて終了いたしました。

ご来場くださいました皆様、本当にありがとうございました。

 

 

集客をとても心配していましたが、

結果的に会場は満席(ノ゚ο゚)ノ

たくさんの方から温かい拍手をいただけて、

とてもとても感謝しております。

 

ブレーメンでともに学んだ荒井くんと、

また日本でも一緒に何かやりたいねと計画し始めたコンサートでした。

大分でご活躍中の辛島さんご夫妻が共演してくださることになり、

大分県民芸術祭の一環として開催することができました。

今回は本当に、たくさんの方のお力添えあっての企画です。

 

会場のルーテル教会は、とても響きの良い場所で、

古楽器にはこれ以上ないほど良い環境でした。

バロック時代の人たちはこんな音色を聴いていたのだなと、

作曲された当時の姿を追い求めることの大切さを改めて感じました。

 

今回はドイツ、フランス、イタリアと盛りだくさんのプログラムでした。

そして私のソロでは、作曲家の増田真結さんに委嘱したバロック・フルートのための現代曲、

『物語る機能Ⅱ 喃喃』を初演いたしました。

この曲はバロック・フルートの頭部管だけを使うという作品。

今後もっとさらいこんで、たくさんの場所で披露していきたいと思います。

バロック・フルートの為の現代曲を委嘱したのは今回で2作品目です。

今後もこの活動に力を入れていきたいと思います。

 

大分ではまだ古楽器の演奏を聴ける機会はほとんどありません。

初めて古楽器を聴いたというご感想をたくさんいただき、

今後もっとたくさんの方に古楽器の魅力をお伝えできれば良いなと強く思います。

 

共演してくださった3人の方には感謝してもしつくせません!

また同じメンバーで!という嬉しいリクエストもいただいております。

尊敬できる方と音楽が出来る、

そして喜んで聴いてくださる方がいらっしゃるというのは、

音楽家としてこの上ない幸せです。

感謝の気持ちを忘れず、

今後も古楽器の魅力を伝えていけるよう、

努力していきたいと思います!

 

温泉をこよなく愛する荒井くんは大分を気に入ってくれたようで、

みんなの前で「また来ます!」と言ってくれたので

(まぁ私が言わせたのだけど・・・)

また近い将来こんなコンサートを一緒にできたらいいなと思います!