今回はブレーメンとハノーファーの大学の合同プロジェクトとして
金曜はハノーファーの大学、土曜はブレーメンで演奏しました。
今回演奏に参加したのは2曲。
全くタイプの違う作品でしたが、
どちらも興味深かったです。
合わせの時間がたくさんあったのも幸いで、
最初はよくわからなかったけど、
意味が分かってきたらメリハリとか、どこに響きを合わせるのかとか、
クリアになってきて、本番もかなりまとまったアンサンブルになった気がします。
合同プロジェクトということもあって、
ハノーファーの学生さんと一緒に演奏できたことも勉強になりました。
写真は韓国人の子の作品の5重奏。

写真ではちょうど隠れてしまっているのですが、
この曲自分の担当の楽器に加えてひとりひとつ打楽器が割り当てられています(*_*)
ちょうどいいタイミングとちょうどいい音量で叩くのって難しい。。
打楽器奏者の人ってこんなに難しいことしてるのね。。
私の担当はバチで打つスタンド型の鐘でした。
今回も作曲者の思いを聞きながら演奏を作ることができ、
本当に良い経験になりました。
今回感じたのは、新しい作品に対して責任。
書く方も、演奏する方も、その他のかたちで演奏会に携わる人も、
みんながちゃんと新しい作品が音になることに対して責任を持つということ。
そうしないといい現代作品は後に残っていかない。
今を生きている奏者として、
これからも同じ時代に生まれる作品が後に残っていくよう、
良い演奏をすることでそういう作業に関わっていければと思います。
演奏のお礼にと、こんなかわいいプレゼントをもらいました(*’▽’)

こうやってできた人とのつながりも、
大切にしていきたいです。