5年前、東京で私が在職中だった時、一度デイサービスに行かせたことがあります。
今より元気で毎日10キロくらい歩き回っていたため、リハビリ用の運動器具のあるデイサービスにしましたが、バスに乗って行ったものの
すぐに「僕はこういうところは結構です。帰ります。」と言い張り送られて帰宅しました。
それ以来、デイサービスも無理と思い込み
なかなか決断できずにいましたが、
昨年11月にケアマネさんから、お勧めのデイサービスを紹介して頂きダメ元でお願いしましたが一度も休むことなく続いています。
私とスタッフさんの交換日記のような連絡帳を見てもスタッフの方々のきめ細かい対応が見て取れます。排便のこと、紙パンツの交換のこと、会話の内容、時々写真付きで楽しそうにしている様子もお知らせしてくれます。
先日はランチのあとの休憩タイムに
はじめて居眠りをなさいました。リラックスされているようですねと
連絡帳に書いてありました。
通院の都合でイレギュラーの曜日になった時も帰宅時に、曜日が違ってスタッフが変わっても
リラックスして楽しんでいられましたよ。
新しい居場所ができたようですね。と報告を頂きとても嬉しくなりました。
いつも私と一緒にいることが夫にとって一番と思っていましたが、たとえ忘れてしまっていても夫にとって他の居場所ができることは
良いことなのだと思いました。
スタッフさん次第でこうして穏やかに楽しめるのにまるで犯罪者のようにお断りされた
ショートステイには腹が立ちます。
先日の主治医の検診の時、ケアマネさんからのショートステイ失敗の報告を見て、医師は
次回ショートステイが必要な時は、今より強いお薬で調整しましょうと言われました。
薬でおとなしくさせるのは抵抗があり
今はショートステイを諦めていますが
認知症では当たり前のことなのでしょうか。
ショートステイも諦めず良い出会いがあるように頑張ろうと思います。