医学部ではまず一般教養
を学び、その後基礎医学
を学んで、臨床
へと入っていくのが一般的なのかな
って麗美は理解してるんだけど。
違う大学の医学部に行った友達に聞いてもだいたい同じ感じ
4年生までに医学の全てを学んで(絶対に無理だけどね…
)、5~6年生にかけて病院での実習をするのが普通みたい
それでね、この病院での実習のことをポリクリって呼ぶの
。
去年の今頃、麗美はドキドキ
ワクワク胸を弾ませてたんだよね
麗美にもstudent doctorとして医療スタッフとして少しは役に立てることあるのかなぁ
って。
現実はそんなに甘くはなかったけどね
1番の想い出は癌患者さんとの出会いかなぁ
。
ちょうど麗美の死んだママと同じ年だったから余計に思い入れが強くなっちゃった
麗美は医者になったら癌を治す研究をしたいって思ってるから、癌患者さんだと自然と力が入っちゃう
でも目の前で担当患者さんが息を引き取ったときは、もう目の前真っ暗で…
無力さと、自分のキャパの小ささにただただ泣いちゃいました
2番目は人間関係かなぁ
大人の世界の難しさや、ナースや技師さんたちとの関係、教授への気配り
全て出来る人が、やっぱり誰からも愛され、必要とされるんだよね
麗美は甘えん坊でワガママだから気配りができなくて
それに小さい頃から女の先輩に目をつけられることが多くて。
反対に男の先輩からは可愛がられる子だったの。
でも病院内にはナースがたくさんいるでしょ
もちろん目をつけられました
反対に技師のおじちゃんにはよくしてもらったな
麗美はおじ様キラーなんですよ
3番目は班員と過ごした1年間。
少人数の班に分かれて実習するのが基本なんだけど、麗美はあんまり仲良くない男の子3人と同じ班になっちゃったの
学校が決める班だから、文句は言えないし、頑張るしかない
って思ったら、予想以上に仲良くなっちゃって
今では本当にこの班で良かった
って心から思えるもん
違う大学では班決めで喧嘩になったり、仲間はずれが起きたりするって聞いたよ
FROM 麗美