Vがラークヒルから逃れて復讐を果たすまで、20年間。
シャドウ・ギャラリーが整うまでどの程度の時間を要したのか分からないけど、とにかく長い間、Vはひとりで過ごしていたはず。
フィンガーマンに襲われそうになったイヴィーを助けたように、夜道で危険な目に遭っている女性や子供を助けたことはあったかもしれない。でも、シャドー・ギャラリーに客を招くことなんてそれまで無かったに違いない。絵画も彫刻も映画も、いつもひとりで楽しんでいたはずです。Vはそれを淋しいと思ってはなくて、シャドウ・ギャラリーでのひとりの生活をゆったりと楽しんでいたんだろうと思うな。すっかり一人遊びが得意になってそう。
テレビ局で気を失ったイヴィーを助ける際には迷ったというVだけど、シャドウ・ギャラリーに客(しかも若くて美しい女性)を連れ帰ったことは、Vにとっては非日常であり、若干ワクワクする気持ちもあったのでは?と思います。
エプロン姿で鼻歌を唄いながら卵を焼いていたVはとっても上機嫌で楽しそう。きっと、初めてのお客さんにテンションUPしていたのではないかな?誰か人のために料理をする喜びを感じていたんじゃないでしょうか。パンをひっくり返す高さもいつもより高かったはず。
Vのキャラならば、鼻唄はいつものことなんだろうと思うけど、でも普段よりはルンルンだったんだろうと思います。
慎重・冷静で抜け目のないVが、手袋を外しているのをうっかり忘れてイヴィーに見られてしまうほどだから、やっぱり浮かれていたんだろうと思いますね。イヴィーが手のことに触れると、Vは「オッと」とおどけた様子で手袋をはめる。心の中では「しまった!」と慌てたんでしょうよねー。
「岩窟王」を見ながら、鎧相手にフェンシングに興じるV。いつもやってるんでしょうね。興奮して、隣の部屋にイヴィーがいることを忘れてしまってたのか?まさか、起きてきたイヴィーに見られてしまうなんて…、うっかりさんですね。
来客がないシャドウ・ギャラリーには、客用の寝室は無かったんじゃないか。だとしたら、イヴィーが目覚めたときにいたあの本だらけのベッドルームは普段はVが使っているのでしょうかね。あのベッドに寝っ転がって本を読んでいたのなー、いつもひとりで。
そんな想像をすると、Vのことがまた可愛らしく思えたり、愛おしく思ったり、はたまた切なく思えたりするのです。
シャドウ・ギャラリーのシーンは、Vの素顔に近付ける気がして、どれも好き!