直訳調 | A Votary of V4V

A Votary of V4V

映画 V FOR VENDETTA にハマってしまった自分のための備忘録(ネタバレ)

「直訳調過ぎて硬い」と当初は思っていたノベライズですけど、今となってはそっちの方が良いように思えて来ました。

Vってすごく回りくどい喋り方をするけど、そのVらしさは直訳調の方がよく表現できてる気がします。なんというか、日本語字幕だと物足りなくなってくるのですよね。

たとえば冒頭のフィンガーマンたちをやっつけたあとのVとイヴィーの初めての会話なんかもそうです。

Who?
Who is but the form following the function of what, and what I am is a man in a mask.

日本語字幕では
「誰と問うなら“仮面の男”と答えよう」
となっていると思うんだけど、私としてはもっと直訳の方がVらしくてしっくり来るんです。

私流に直訳すると、
「誰か というのは 何か という問いのあとに続くものだが、何かと訊かれれば私はマスクの男だ」
このくらいクドクドした言い回しの方がVらしくて良い!


続いて
Of course you can. I'm not questioning of your powers of observation, I merely remarking upon the paradox of askinga masked man, who he is.

日本語字幕だと
「そうか。目はいいようだがー仮面の男に“誰か”と訊くのは愚問だな」
となっていますね。

もっと直訳調にして
「もちろんそうだろう。君の観察力を疑うのではなく、私はただマスクの男に誰かと問うことの矛盾を指摘しているまでだ。」
ぐらいの方が良い!


でもこんな長ったらしい日本語字幕がついちゃったら、観る方は大変ですよね。字幕を追うのに必死になっちゃうから。でも、やっぱクドクドしてる方がVっぽいな~と思う。

ノベライズでは何度か、Vは「辛抱強く」イヴィーに話して聞かせた、という表現が出てきました。初めてシャドウ・ギャラリーで目覚めたイヴィーが、自分のアパートへ戻ると言って聞かないときとかです。相手が聞き分けが無いときにも、穏やかさはそのままに、辛抱強く説明するんですね。わたしこの「辛抱強く」という表現は好きです。


VのBTN乗っ取って放送したあのスピーチもほぼ暗記できてしまった!Vのセリフはどこもとても魅力的だわー。声が良いのもあるんだけど。