原作コミックと小説など | A Votary of V4V

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映画 V FOR VENDETTA にハマってしまった自分のための備忘録(ネタバレ)

映画 "V FOR VENDETTA" に遅ればせながらもどっぷりハマってしまった私は、原作を読んでみたいと思った。

原作がコミックだとは知りませんでした。しかもアメコミ(DCコミック)だなんて。でももともとはイギリスで出版されてた雑誌に掲載されていたんですってねー。

早速買って読んでみたんですが、やはり絵が見づらくて読み進むのに苦労しました。著者が意図的に「声には出していない心のセリフ」を使わなかったということで、かなり淡々とストーリーが進んで行く。これは先に映画を見ていないと理解が難しいんじゃないんでしょうかね。

政府側の人物が映画よりたくさん登場するし、扱いも大きいですね。ザ・フィンガー(警察)、ジ・アイ(監視)、ザ・ノーズ(捜査)、ジ・イヤー(盗聴)、ザ・マウス(放送)。それらの組織を統括するザ・ヘッド。そうか、「フィンガー・マン」ってのは、刑事のことを指すスラングかなんかかと思っていたけど、この作品独自のものだったんだね…なんだー。

それにしても、人物の描き分けがいまいちできていないようで、読んでるうちにどれが誰なのかよく分かんなくなってしまった…もう1回読まなきゃダメだなこりゃ。やはり海の向こう側のコミックということで、絵が繊細ではないからだと思う。

映画とは異なる点がたくさんあるけど、読み終わった感想としては、だいたいは映画は原作に忠実に作られていると言えるのではないかな?と思いました。

原作では、
・プロセロはお人形好きのおっさんで、殺されずに正気を失ってしまうだけ
・ザ・フェイトというスーパーコンピューターが登場
・サトラー(コミックではアダム・スーザン)は、ザ・フェイトに陶酔する気の弱いおっさん
・サトラー(スーザン)を殺すのはVではない
・イヴィーが16才で、Vのことを「もしかしてお父さんなのでは?」と思ったりする
・ゴードンがゲイではない
・建物を爆破する順番が違う、いきなり議事堂を爆破
・Vの死後、仮面を着けたイヴィーが姿を見せて煽動する

などなど、映画版とは違う点がいろいろとあるんだなー。映画版のラスト、群衆がVの仮面を着けて集結するシーンも、映画版のオリジナルですねえ。私は映画版のラストシーンが好きかなあ。

コミックのVは、日本語訳のせいもあると思うけど(「俺」とか言うんだもん)、映画版よりももっとクールというかニヒルな感じですねえ。私はやっぱ、映画版の紳士でオチャメなVの方が、好きです…///

映画では、イヴィーの年齢をもっと引き上げて、Vとイヴィーのロマンスをより印象強くしていますね。原作のVとイヴィーの間にも愛は芽生えるようですが、男女のというよりは、親子愛や人間愛に近いような気がしました。なので、「切なさ」というのは映画版のオリジナル要素と言えるかもしれない。こんなに「切ない」映画って無いですよね。はあ。


コミックのほかに、小説も買ったんです。今はもう新品在庫がなくって、中古で買いましたよ。これは今まさに読んでいるところ。これって映画→小説の順で書かれているのですね?なので内容は映画版です。すぐ読み切っちゃうとなんだか勿体ない気がするので、ゆっくりゆっくり、丁寧に読み進んでいるところです。今はテレビ局占拠の直前ぐらい。

あと、映画化本と言いますか、"V for Vendetta : From Scrit to Film" というのも買っちゃった!
映画の全てのセリフと、主要シーンの写真、撮影風景や設定なんかがオールカラーで掲載されているとのことで、大人の財布に任せて注文してしまいましたー。こちらは洋書なのですべて英語なんだけど、そんなに難しい感じじゃなので辞書片手に読んでみたいと思います。小説を読み終わったあとのお楽しみにしてあります。


というわけで、まだまだV熱は収まらないのでした。


コミック
V フォー・ヴェンデッタ (SHOPRO WORLD COMICS)/アラン・ムーア

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小説
Vフォー・ヴェンデッタ (竹書房文庫)/スティーブ ムーア

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"V for Vendeta : From Script to Film"
V for Vendetta : From Script to Film/著者不明

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