ゴードン | A Votary of V4V

A Votary of V4V

映画 V FOR VENDETTA にハマってしまった自分のための備忘録(ネタバレ)

ゴードンはイヴィーの上司、というかテレビ局の偉い人で、Vとイヴィーが初めて出会った夜にイヴィーは彼の家に行こうとしていたのですよね。また、リリマン司教暗殺の際にVから逃げたイヴィーはゴードンに助けを求めます。

最初は、きっと下心満開のエロイおっさんだろうなと思いましたが、全然そんなことなかったのですよね~、良い人やった!


ゴードンは実はゲイだし(原作ではノーマルだけど)、しかも御禁制のコーランなどのコレクションを隠し持っているというツワモノで、バレるところにバレたら弾圧・排除の対象なのでした。

隠してはいるけど「自分」を捨てていないゴードンは、Vのテレビ演説を聞いて大いに感じるところがあったのでしょう、検閲済みの台本を捨ててあろうことかサトラーを徹底的にネタにした番組を放映!内容はとてもベタな喜劇なのだけど、民衆はこういうのに飢えていたんでしょうね、大ウケでしたね。

イヴィーは隣でお口あんぐりでただただ驚いている。Vがオールド・ベイリーを爆破したときと同じだ。

つまり、ゴードンはもう一人のVなのですよね。老人ホームのお年寄りも、まだ幼い少女もその両親も、心の底に眠っていた反逆心がウズウズっとした人はたくさんいたけど、ゴードンはテレビマンという立場上、また隠れて生きてきた者として、何かしなければと強く思ったんだと思う。自分が何かしなければと。

ゴードンがイヴィーのために作った朝食が偶然にもVが作ったものと同じものだったのは、このことを象徴しているのだと思う。しかも第一声「ボンジュール マドモアゼル」まで同じだったしね。この映画は「前にもみたシチュエーション」が多いなそう言えば。

Vはゴードンのこの行動までは読めていなかったろうと思うんです。だから驚いたんじゃないかな。「なかなか気概のある奴じゃないか」って。イヴィーが自分の元から逃げて駆け込んだ先の男ということで複雑な心境だったかもしれないけど、この行動をVは大いに評価したんじゃないかと思います。

ゴードンは案の定殺されてしまうのだけど、これにはきっとVも心を痛めたはずです。ただ、原作の設定通りゴードンがノーマルな男性で、イヴィーとベッドインしちゃってたらまた違ってたでしょうけどね、「当然の報いだあ!」とか思ってたかもしれない?!

しかし、イヴィーを助ける為にクリーディの手下に成り済ましてたVにも萌えずにはいられない。クリーディたちの動きを監視しまくってたんでしょうねー、イヴィーには指一本も触れさせはせん!と。

良く見ると、イヴィーを捕えた男の目出し帽から見える肌の部分は、異様に赤い色をしている。きっと、手と同じように火傷で爛れてしまっているってことじゃないでしょうか?あ、ほんとにVなんだ、と後から観直して思いました。

イヴィーは自分の元から逃げちゃてショボーンとしたかもしれないけど、居所や安否情報はしっかりキャッチして常に気にしてたV、大好きだ!!