A Votary of V4V

A Votary of V4V

映画 V FOR VENDETTA にハマってしまった自分のための備忘録(ネタバレ)

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ものすっごく久々の更新となりましたが、V FOR VENDETTA、今でも大好きなんですよ。

スマホケースも自作しちゃいました。大満足です。ロック画面もVのままです。だってカッコイイんだもの。

 

もう11年も前に公開された映画だけど、あちこちの動画サービスで配信されてたせいもあってか、まだまだファンを獲得し続けているんじゃないかしら。

私、毎日Twitterでこの映画の情報を検索してるんだけど、最近になって観たけど良かった!Vかっこ良い!と言ってるひと、ボチボチいますね。

 

そうでしょうそうでしょう。かっこいいでしょう、泣いちゃうでしょう、好きになっちゃうでしょう。

 

映画の世界観や舞台設定があんな感じだから、10年以上経っても古臭さを感じにくいのかもしれないですね。

 

めっきり映画を観られなくなってしまったのだけど、『美女と野獣』を観てきました。

ストーリーは知っているし、もともとV FOR VENDETTAと似てるとは思っていたけど、やっぱり似てるところ多いですね。

 

美女と野獣。

野獣は醜い姿をしているけど、強くて教養のある男。

美しい邸宅に監禁した美女と次第に打ち解けていく。

想っているからこそ女を自由の身にする男。

美女が再び戻るのを待ち焦がれる男。

最期にもう一度逢いたかったと、自分は死ぬと、虫の息で告げる男。

息絶えた唇にキスをする美女。

 

ラストシーンはVとイヴィーそのものでしょ!って思わずにいられない。美女と野獣はハッピーエンドって分かっているから安心して観られますね。Vとイヴィーはひたすら切なく悲しいお別れだけども。

 

美女と野獣は、野獣の呪いが解け美しい王子の姿に戻って終わるけど、V FOR VENDETTAはマスクを着けたままでVの素顔は全くわからないままですもんね。改めてヒューゴ・ウィーヴィングすごいな!って思いました。

 

ロマンスだわ〜。

 

DRIVE

昨年観た映画の中での一番のヒットは『DRIVE』でした。
何の気無しに観に行った映画だったけど、完全にやられた!とーってもかっこ良かったんです。

公式サイト
http://drive-movie.jp/

主演はライアン・ゴズリング。
「顔の長い人だなー」ぐらいにしか思ってなかったけど、この映画を観てすっかりファンになりましたよ。

このライアンくん演じる主人公は卓越したドライビング・テクニックを持つドライバーで、昼は映画のカースタント+自動車の整備工として働く一方で、夜は強盗の逃がし屋を請け負うという、ダークサイドを持つ人物。

とにかく寡黙な男で必要最低限しか喋らないし、それもボソボソとした話し方だし、表情も硬くて、「何かメンタルな病でも患っているのか?」と思ってしまうほどの無表情っぷり。部屋も身なりも質素で、執着するものが何も無いような感じ。

全く生気がないのだ。
抜け殻みたいな男。

名前も分からないままなんだよね。最後まで、彼の名前は分からない。ただ「ドライバー」と呼ばれるだけ。整備工場の上司が「キッド」と呼ぶから、最初はこれが名前かと思ったけど違うよねー。"Hey, Kid!" (おい、坊やよ!)みたいな感じだわね。

そんな彼が、偶然出会った同じアパートに住む人妻・アイリーン(子持ちで、夫は服役中)に恋をし、そして事件に巻き込まれていくわけです。

この恋もね~!
とても純粋なのだ。その描写が素晴らしかったと思う。
ただ見つめ合うだけのシーンが結構あったと思うけどね、言葉が無くても2人が惹かれ合っていることがギュンギュンと伝わってくる。子どもを抱えて前を歩くドライバーの広い背中を、アイリーンがうっとり(?)と見つめるシーンが特にお気に入り。互いに気持ちは通じ合っているのに、深入りしない関係が観ていてもどかしいような、ホッとするような。
アイリーンを演じるキャリー・マリガンは、少女のようなあどけなさを持っていて、ドライバーのような男性が恋をする女性としては適役!と思ったね。

アイリーンたちを守るために、ドライバーは善からぬ連中らとの血染めの争いに身を沈めて行くことになる。追いつめられた状況でドライバーの冷酷さや凶暴性が徐々に顔をのぞかせ、彼の白いスカジャンとスニーカーがだんだんと血で汚れていく様が哀しい。単なるバイオレンス映画とは違う空気感を持っているように思いますねえ。

ドライバーはもともと口数が少ないのだけど、全編に渡って無駄なセリフや音響が無くて、とても淡々と進んで行く印象です。そこに緊迫感が生まれてまた良かったと思う。余分なものが無いシンプルさがクールだし、痛々しさも演出しているように思う。

と言いつつ、BGMもとても良かったんです。サントラ買ってしまった。オープニングで流れる "Night Call" 、ドライブデートのときの "Real Helo" 、アイリーンの夫の出所パーティでの "Under Your Spell" 、どれも良い!
特にオープニングはかっこ良かったなー!緊迫の逃がし屋業が終わると同時に、夜のロサンジェルスの空撮に切り替わって"Night Call" がかかる。その瞬間「かっこいい!!!!」って大興奮してしまった。好みだわ~。

DVDも買ったんだけど、まだ1度しか観てないや…。
原作の同名小説も思わず読んでしまった。映画とはちょいちょい違うところがあるけれど、ドライバーの過去も書かれておりました。さらに、続編となる "Driven" なる小説が執筆中というニュースを昨年中に見たけど、その後どうなってんのかしら。


愛する人を守るために、たった一人で悪に立ち向かう名も知れぬ男…
ちょっとVみたいでもあるかな?(無理矢理か?)


初見のときの、私の予想。

いきなり現れて悪い奴らをあっという間に倒しちゃったと思ったらペラペラと濃い自己紹介を始めるし、屋上で宙に向かって指揮棒を振り出したかと思うと音楽に合わせて華麗に大爆破。

何事もなかったかのようにイヴィーの仕事風景になったと思ったらテレビ局を占拠しちゃって、やりたい放題だ…!

この人、一体何者なんだ?!
って思ってたらシャドウ・キャラリー。

イヴィーの目線で、初めて見るその場所は、広くてアンティークなものがたくさん。ここは何?と思ったら背後に現れるV。

我が家!
ここがこの人の家!

自分で自宅のことをシャドウ・ギャラリーなんて名前を付けてるなんてオカシイ…。「ここはこの一味のアジトなのね!」と思ったのですよねー。

オールド・ベイリーの爆破もBTNの占拠も、とても一人の力で出来るコトでは無さそうなので、きっとこの広いシャドウ・ギャラリーに仲間と一緒にいるんだわ!と思いましたよ。

Vはきっとここではマスクを外して自己紹介をして、そしたら部屋の隅から一人また一人と仲間が姿を表すんだろう、イヴィーもその仲間に加わって一緒に行動するようになるんだろう、とか考えてました。初見では。メンバーは3人~5人くらいかな?、なんて思ってた。

でも結局誰出てこないし。まさかの単独犯なのー?って、思ったの。初見では。仲間も相棒もいないなんて。予備知識の無かった私は驚いたのだ。

爆発物担当、諜報担当、メカニック担当、とか複数人のグループで、シャドウ・ギャラリーでは素顔をさらしながら和気あいあいと作戦会議なんかしてたら… 全然面白くないな!予想が外れて良かった!!



なんという久々の更新!

下書きのまま保存してある記事があったので、せっかくだから掲載しておこう。


クリーディとの決着をつけたVは、まさに満身創痍の状態でよろめきながら歩き出します。苦しそうな息を漏らし、壁に寄りかかりながらやっと体勢を維持しているV。

観ててツライ。ボロボロだ、V。

どこへ行くのか?まだやり残した復讐が残ってるんだろうか?って思ったけど、Vが辿り着いたのはあの地下鉄のホームだったのですよね。

イヴィーがまだそこにいた。自分に託されたレバーの重みやその意義を、Vの成してきたことなどを考えていたんでしょうか。Vが帰ってくるかもしれないと、待っていたのかもしれない。

そこへVが現れる。
物音がした方へ顔を向けるイヴィーですが、息絶え絶えなV見て慌てて駆け寄ります。

つんのめって倒れてしまうV。
小説では、「君がまだここにいるかと思って」と言うのです。

イヴィーに会いたかったんだ。最後に愛しい人に会いたかったんだ。もしかしたらもう居ないかもしれないけど… でももし一目でも会うことができたら…

泣ける…!!

小説のVの最期のシーンの描写はだいぶイイです。全力で泣かしにかかってる!

肉体を貫く痛みに耐えながら、痙攣に悶えつつイヴィーの腕を握るV…。

「私を待つ木は無いのだ」と言って去ってしまったVだけど、最期に、自分を待っていてくれる人が居ることを知ることができたんだね。



この映画のファンにとって特別な料理、そう、かご入り卵パン!
Vとゴードンがイヴィーに作ってくれました。

この映画を初めて観た時から気になってたんだけど、
ゴードンの作るかごたまの卵が不自然なほどキレイなのです。

Vのかごたまの卵はとても自然な感じ。
$A Votary of V4V-Vのかごたま

いっぽうゴードンのかごたまは・・・
$A Votary of V4V-ゴードンのかごたま

黄身と白身がクッキリし過ぎていて不自然に見える。
それに黄身が白身の丁度真ん中にあるのもやっぱり不自然。
なんだか作り物に見える・・・
Vのかごたまの方がおいしそう!もちろん贔屓目で見ているせいもある。

イヴィーがVのかごたまを一口食べるなり、
「本物のバターなんて何年ぶりかしら!」
みたいなことを言って喜んでましたが、ゴードンはどうだろう?
ゴードンも本物のバターを使ってたのかな。

本物のバターを手に入れるのも大変な様子ですけど、
卵はどうだったんだろう。
卵も「本物の卵」を食べられるのはごく一部の人だけだったり!?
それ以外はフェイク卵を食べたり、しないかな??

そういう裏設定って、無いのかしらー。
なんせあのゴードンの卵が絵に描いたみたいな卵なんで、疑ってしまう。
私も何度かかごたまを作ったし、普段から目玉焼きを作るけど、
ゴードンの卵みたいには絶対ならないもの。

それにしても2人のかごたまショットは丸っきり同じですね。
フライパンのサイズもトーストの向きも。


今日、ぶらぶらと買い物をしていたら、Vが使ってたような真っ白なティーポットを発見。
『これVのポットじゃない?!』
って思わずまじまじと見つめてしまったけど、
帰宅して確認してみたらやっぱりディテールが違ってた。
かなり容量のあるポットだけど、Vはいつもあれで一人で紅茶を飲んでたのかな。
お腹ガボガボになるぞ!