本当のトイック | B組のONE PIECEブログ 「それでこそ、ロマンだ!!!」

本当のトイック

僕は合格通知を待っている…




 

 

 

 

 

 

 

ある日姉とその子供、つまり、甥っ子が遊びにきやした



 

甥っ子はかわいいが正直最近わがままでめんどくさい



 

 

 

 


えっ

なぜかって?


 

 

だってね

 

 

甥「にーにー飴あげる」


 

僕「おっありがとねー」


 

 

甥っ子はくれたはずのこの飴を食べると



 

 

 

泣く



 

 

 

録画してあるゴレンジャーものをぶっ続けで5回見る


しかし5回目には飽きて遊びに行ってしまう


その間


テレビで違う番組にかえると




 

 

 

 

泣く





 

 

ね、意味わからないでしょ


 

唯一僕にこんなわがままをいう甥っ子は悪魔にみえる


 

だから

僕は甥っ子を『バハムート』

と密かに呼んでいる



 

 

異世界語の解読はむずかしかったが

どうやらバハムートは最近幼稚園というところに通っているとのことだ



 

 

 

あー突然だが

ここで僕が姉のいい部分を紹介しよう



 

 

男の女性を「かわいい」

という見方

女性の女性を「かわいい」

という見方には

大きな壁がある


 

 

 

そりゃーもう

サイヤ人の壁くらいの大きさだろーね

うん

それがどんな大きさかは知らないけど


 

 

ただうちの姉は完璧な男の見方をもって

女性に「かわいい」という


 

だから姉の「かわいい」という言葉だけは信じることができる



 

 


まー姉も僕の性格にハクシャをかけた感じだから

自分が一番

つまりは

お世辞という言葉を持ち合わせていないからだろう



 

 

はっきりいってわがままってやつだね


 

この姉一家が遊びにきた時の状況での立場は


 

僕<姉<バハムート


というまさに自分の人格否定されるポジションへとシフトする





 

 

 

話を戻そう

 

バハムートは幼稚園に通い始めた


そして保母さんの麻理ちゃん(仮名)が好きだと教えてくれた



 

「へーよかったね。」



 

ガキの恋愛なんて興味ねーやい

僕だって…

僕だって…


 

3歳のバハムートにすら負けた気がした自分に腹が立った



 

 

バハムートの麻理ちゃんに対する想いを聞いてる最中

子供を僕に押し付け隣の部屋で昼ドラを見ていた姉が麦茶を取りにきた

そして

その時姉の発した一言を聞き逃さなかった



 

 

「麻理ちゃんアンタぐらいで、少しギャルはいってかわいいよ」



 

 

(えっ)


 

このピンチをチャンスに変える男

もとい

8番ライトの男の前で何たる情報を…


 

 

僕はバハ、

いや、甥っ子に対する態度を豹変させた


「ねー今度にーにーが幼稚園のお迎え行ってあげようかー」


 

「やーにーにーきらーい」


 

 

ぬっ

このくそがきんちょめーーー

今遊んであげてんのをどぅーれだとおもってだべんちゃら



 

 

おっと

三歳児にキレる前に冷静になれ

がんばれ僕


 

 

僕は頭の中で一つのサクセスストーリーを考えた

その間わずか0.3秒


 

 

「じゃーにーにーとおえかきしようかー」


 

「うん」


 

こういう遊んでくれる関係に対しては素直な甥っ子


僕はバハムートにクレヨンと紙を用意してあげた


 

「にーにーバイキンかいてー」

*バイキン=バイキンマン


 

「こらっ」



僕はバハムートを叱った


 

 

「ちがうでしょ」


 

「人に絵を描いてって頼むときはそういっちゃだめ」


 

「幼稚園でも先生にはちゃんとこういうんだぞ」


 

「紙とクレヨンをもってね」


 

「すいません」









 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「携帯番号とアドレス書いてください」


 

「はい練習」


僕はバハムートがちゃんといえるまで頭と体にたたきこませた


 

 

「いい?」

「描いた絵はにーにーが見てやるからちゃんともってくるんだぞ」


 

 

素直な甥っ子は

「うん」

といった


 

 

しかし僕も鬼じゃない

その後

バイキンをちゃんと描いてあげた



 

 

すると甥っ子は

「ママにみせてくる」



 

「おーいって来い。いって来い」


 

やっと子守から解放された


僕はテレビをつけた

(くそーいいとも終わったじゃんか)


 

そんなことを思っていると

 

 

突然姉が入ってきて僕に蹴りをいれた


 

(ぐ、ぐはっ)

(なんだこのこの子持ちとは思えない蹴りのするどさは…)

(ってか)

「な、なにとつぜん」


 

 

「あんた何教えてんの」

 

「マジ恥ずかしいからやめてくんない」



 

 

(バ、バハムートめママにあの秘技をつかったな)


 

バハムートは蹴りをいれられた僕をみて大爆笑だ


 

「あんた幼稚園でいったらどうしてくれんの」


 

(どうしてくれるってか…それがねらいだし)


 

「す、すいませんでした」


 

僕は謝ってその場をおさめた


 

しかし、バハムートにはきっちりとたたきこんだ


 

後は結果待ちだ


 

だから僕は


 

 

合格通知を待っている



 

 

第2章