前回は、

明治の始まりの時代、


日本は世界の中で、

どのような状況に

置かれていたのか、



日本は何を目標にして、

どうするべきか

考えましょう!


なんだか

聖徳太子の時代の状況に

似ていますね、

というお話をしました。




今日は、

斎藤武夫先生の教え子

たちが考えた方針と、

坂本龍馬や木戸孝允らが

考えた方針を見ていき

たいと思いますニコニコ


まずは坂本龍馬

亡くなる前に書いた

『船中八策』



① 幕府は政治権力を

朝廷に返し、天皇中心の

政治にする。


② 議会(国会)を作り、

選挙で議員を選び、

政治は国全体のことを

考えて決める。


③ 身分にとらわれず、

能力のある人をリーダー

にする。

貴族・武士・一般市民という身分に

とらわれない四民平等


④ 外国との付き合いを

すすめて、平等条約を

結ぶ。


⑤ 古くからの憲法を

改め、新しい憲法を作る。


⑥ 海軍を育て、

強くする。


⑦ 貿易における西洋と

日本の不平等を改める。

(関税自主権の回復)



〈坂本龍馬の言葉〉

これを実行すれば、

日本は国力はばんかい、

国の勢いを高め、

『日本を西洋と対等に

付き合える国にする』

という大目標が

達成できる。




木戸孝允らの

『五箇条の御誓文』


一、広く優れた人物を

集めて会議(国会)を開き、

国の政治は、国全体の

ことを考えて決める。


ニ、上の人も下の人も

心をひとつにして、

産業をさかんにし、

豊かな国をつくるべき。


三、全ての人の志こころざし

が実現できるような国に

して、人々のやる気が

出るような世の中にする

ことが大事だ。


四、江戸時代の古い習慣

や、しきたりにとらわれ

ず、国際社会のルールに

もとづいて国づくりを

進めるべきだ。


五、すぐれた知識や文化

を世界から学び、

天皇中心の国、日本を

いっそう発展させていく

べきだ。


本当に、聖徳太子の

国づくりの大方針に

似ていますねニコニコ


そして、斎藤武夫先生の

教え子さんたちも、

やはり同じような意見が

出ていました!


藩でバラバラの日本。

天皇を中心に、

国を一つにまとめる。


国内で戦わない。


実力のある人に

政治をやってもらう。


様々な人が意見を

言えるようにする。


国のきまり(憲法)を

つくる。


西洋の文化や技術を

取り入れる。


身分差別をしない。


強い軍をつくる。


工業を発展させる。

国を豊かにする。


このような意見が

出ていて、

こうして真剣に

自分たちの国の未来を

考えて議論が出来る

子どもたちが育っている

ことが素晴らしいなと

思いましたニコニコ


本当に教育は大事だと

感じます。


今もまさに、

このような危機の

まっただ中。


斎藤先生の授業のように

本当に大事な教育が

うばわれてしまった

今こそ、大人も子どもも

このような教育が必要だ

と感じます。