江戸時代、



着物の新品というのは、

あまり流通しておらず、

中古の着物が流通

していたそうです。


和服は、糸をほどいて

反物(たんもの)

と言われる、

着物を仕立てる前段階の

布にもどし、

巻物のように巻いて

何回も何回も

流通していたそうです。



今、東京にある

三越などの

大きな百貨店は、

もともと古着屋さん

からのスタート。



着物というのは、
最初は布がつくられ、
着物となり、
それが古びて、
すり切れてくると、
切って、つぎあてに
使われる。


それもボロボロになると、

もっと細かく切って、

水につけて、

紙にしていたそうです。


それをふすま紙にしたり、



壁紙にしたりした。


さらにボロボロになると、

また溶かして、

習字用の紙などにする。

こうして、
真っ黒に汚れた紙は、
また水につけて、
もっと柔らかい紙にして、
ちり紙と言われる
トイレで使う紙となる。


その紙は
糞尿と一緒に捨てられて、


肥料にされて、

畑にまかれて、

人々の食べ物となった。


全てが完全に
循環できるような
モノの使い方キラキラ

江戸時代は、
超エコロジー社会!

まさしく今、
見習うべきですねニコニコ

そして、
江戸時代の着物
柄が入っていて、
女性用も男性用も、
装飾性に優れている

それに比べて、
今の洋服には、
ほとんど柄がない。

西洋から輸入した服は、
柄がないものばかり。

けれどもフランス、
ルイ14世からの
ロココ文化などでは、
フリルなどもたくさん
使われていて、
柄も豊富であった。

なぜ西洋人たちの服に
柄がなくなったのか?

それは、
戦争に次ぐ戦争ばかりで、
ゆっくり柄など
つくっている時間が
なかったということ。

江戸の着物が
装飾性に優れていて
柄が豊富だというのは、

江戸の社会が
どれだけ平和だったか
ということの証でもある。

かんたんに
燃やしてしまうのでなく、
平和な社会だったから、
物を大事に
最後まで使いきる。

それが、日本人の
もったいない

という精神に、

ぴったりおさまった。


それが今は、

大量生産、大量消費の

時代となり…



『消費活動によって

経済がまわるんだ』

とされて、

いっぱい買って、

いっぱい使ったら、

経済がまわって、

みんな豊かになるでしょ

という考えになった。


つくったものを、

どんどん使い捨てにする

という世の中になった。


後先も考えず、

循環できないどころか

危険なものまで

流通させる。


そうではなく、

古くなった物でも、

ちゃんと活用していく。


そういう仕組みが

整えられていく

というのが大切です。


それができていたのが

江戸の社会。


そう考えると、

今の世界の文明は

とても遅れています。


同じようにできなくても、

江戸時代の超エコ生活を

みんなが学んで、

そこから何ができるか

考えるのは、

大きな勉強になるのでは

と思いますが、

学校で教えないのは

もったいないですねぇ~


今は、世界の

グローバルな勢力により、

うさんくさい環境活動が

盛んになっていて、

みんながよかれ、

と思ってやっていることは、

実はお金のためだったり、

全く環境のためになっていない

逆に環境破壊?!なんて

いうものもあるので、

そこも、だまされず、

自分でいろんな情報をみて

考えてほしいですグー


CO2の問題も、

本当に正しい??とかね。