前回、日本の奴国という国は、

中国の漢という国から冊封を

受けていた、という話をしました。



この時、漢が冊封を受けていた国々に
使っていた印は4種類ありました。

漢の皇帝が使うものは象牙。

あとは、
金印→漢と同等の国力を持つ国
銀印→それより少し落ちる国
銅印→発展の遅れた国

の王様にそれぞれ渡していました。

漢の属国ではありましたが、
金印をもらった奴国は、それだけ
高い文化を持っていたと考えられます。

今、韓国では、
その頃の時代のことを教科書に、
『我々は争いもせず、
非常に高い文化を持っていて、
それを文化の遅れていた日本に、
色々と教えてあげたんだ』
とのせているそうです。
(歴史を調べると、え~?!ですが)
昔の韓国にあった国々は、銅印しか
もらったことがないようですけどタラー

そういう教科書と、つじつまを合わせ
なければいけないのはつらいねぇえーん

さて、日本の国を表す、
『倭、奴、夷』などの漢字の意味は、
どういう意味でしょうか。

倭とは、背中の丸まった小さい人
奴とは、奴隷(どれい)の奴。
ヤツとも読む。
夷は、野蛮人(やばんじん)て意味。

あまり良くない字ばっかり…(^^;
なぜかというと、

これは中国の考え方↓


自分の国が一番えらくて中心にあり、
周りは野蛮人だ、という考え方。
これを中華思想(ちゅうかしそう)
といいます。

東にいる野蛮人ということで、
日本は東夷(とうい)の中に
入れられています(笑)

中国の古い歴史書には、


百ヶ国に分かれていた国の中から、
西暦57年、奴国王が現れ、

102年になると、倭国(わこく)の
帥升(すいしょう)が貢(みつ)ぎ物を
持ってやってきたとあり、倭国と
いう言葉が登場する。
日本は大きく統一されてきていると
予測できる。

そして西暦167年、
倭国で大きな戦(いくさ)が
始まったと書いてあります。

そして大帝国の漢は、なんと
222年に滅亡(めつぼう)して
しまいます。

そうして次に
教科書で最初に出てくる日本人が
登場します♪