アイコンママブロネタ「日々のできごと」からの投稿


Attenir Short Movie「Returned Letter-届かない手紙-」は、今年ブランド設立25周年を迎える株式会社アテニアのショートムービーです。









■ストーリー
 誰しもが頭の片隅にある、子供時代の記憶。小学校の教室からそのストーリーはスタートします。
ざわめく教室。一心に鉛筆を走らせる一人の少女。その手元では友人にむけた何気ない“想い”を綴る手紙がしたためられています。チャイムがなり静まる教室、そして少女の前に立つ担任の先生。少女の“想い”のつまった手紙は、教師によって取り上げられ、少女の手から離れてしまいました。

成長した少女はその時を振り返ります。「言葉にするとつまらなくなりそうだった。」

 懸命に綴る想い、でもその想いが届かない経験は、少女が年齢を重ねるにつれて増えてゆきます。少女の成長過程で、訪れる様々な出会いや別れ。その中で積み重なってゆく“届かない手紙”。徐々に自分の想いを形にすることをしなくなってゆく少女。でも、あるとき変化が訪れます。
想いを伝えることに臆病になってしまった日本人女性にむけて、「それでも想いは届く」というメッセージを、一人の女性が成長する姿に込めました。







このムービーを見て切ないやらホッとするやら、色々と思い出したり考えさせられました。

思い返せば子供のころは私も良く手紙を書いていました。
でも成長していくにつれなんだか手紙を書くのが恥ずかしくなってきたり、メールやSNSなど気軽にメッセージを送れるものがあり気づけばほとんど書かなくなっていました。
買ったばかりのレターセットが1度しか使われず、ずっと仕舞われていることも珍しくありません。
このまま手紙とは無縁の生活をしていくかと思っていた私ですが、去年の初夏に急遽入院することなったのが切欠でまた手紙を書くようになりました。

その理由は主人の誕生日。
プレゼントも手配して、あとは当日ケーキを焼いて届いたプレゼントを渡せるように色々と準備をしていました。けれど一緒に祝いたかった日には私は病院のベッドの上。
一緒にいられないならせめてと、入院準備で一度家に帰った時にいそいで手紙を書きました。
日頃の感謝と愛情を込めて。

レターセットなどなかったので小さなノートに書き記してプレゼントの箱の上に折りたたんで乗せただけの、はっきり言って見た目には手紙とは言えないそれ。
だけどいつも恥ずかしくて言葉にできない想いを伝えることが出来て、書いてよかったと思っています。

手紙また書こうっと。




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