日本ホメオパシーセンター新宿抜弁天
ともさんち のホメオパス✿とも✿です
音譜




以前、バニラさんが講座の中で


「子宮は交感神経支配の臓器だよ!


 子宮がゆるんじゃうと赤ちゃんを保持できないでしょ」


というような話をしてくれたときにちょっと調べてみたんだけれど


子宮が交感神経支配の臓器の根拠を探せないでいました。



私がもっている解剖生理の教科書を見ても


副交感神経支配になっています。


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このテキストでは水色が副交感神経支配の臓器で

ピンク色が交感神経支配の臓器。




私の教科書はちょっと古いんだけれど


現在、販売されているような教科書であっても


やはり子宮は副交感神経支配になっているそうです。




試しに 「解剖生理学」  「交感神経」 「 臓器」 で


ネット検索してもらうとわかると思うけれど


子宮は副交感神経支配で出てくると思います。




バニラさんの説明によると


交感神経に支配されているのが子宮


睡眠中は副交感神経の時間帯だから


基本的には子宮の活動はお休みしている


なのに睡眠中に経血が出る人は


睡眠中、副交感神経優位にはなってなくて


交感神経優位になっていて子宮が収縮して経血が出るので


自律神経の乱れがある証拠だそうです。







ホメオパシー的観点からみても

 

子宮収縮が強すぎるような月経痛には

 

Nux-v.(ナックスボミカ)を使ったりします。

 

Nux-v.(ナックスボミカ)は交感神経優位の状態に

 

作用してくれるレメディーなので

 

子宮は交感神経支配の臓器・・・という考えがしっくりくるんですね。




なのに、なのに、解剖生理の教科書では


子宮は副交感神経支配になっている・・・という現実ガーン






バニラさんから子宮は交感神経支配の臓器だと聞いてから


3~4年が経ちまして、やっと出会いました!!



じゃ~ん!!!


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赤いラインが交感神経支配の流れ。


青いラインが副交感神経の流れ。


赤いラインがちゃんとReproductive Organ (生殖器)につながっておりますクラッカー




この資料はセラピストのための基礎医学勉強会


お世話をしてくださっている辻井先生 からいただきました。


辻井先生は神経学専門の医学博士です。


会に参加しているセラピストが疑問に思ったことを口にすると


辻井先生はすぐに蔵書を見せてくださったり


論文をコピーして見せてくださいます。


ちなみに、、、生殖器が交感神経支配という内容に教科書が変更されるには


10年ぐらいはかかるようですよ。


医学の通説を変えるには、時間もエネルギーもものすごく必要なのでしょうね。


 



    

子宮は交感神経支配の臓器という上記資料の他


血管には交感神経しか伸びていないという話も!



副交感神経は血流を開くイメージがあるけれど


副交感神経は血管に物理的にくっついていないそうです。



血管を狭めて血流を絞るのも


血管を開いて血流を増やすのも


両方とも交感神経がしているそうです。


受容体が違うけれども、両方とも交感神経が関わっています。


ちょっと誤解してましたあせる




「交感神経が血管を狭めて血流を絞ることしかしなかったら


ダッシュしたり運動したりして交感神経優位になっているとき


血流は絞られる一方になり、血液を体中に送れなくなっちゃうよ、


そんな馬鹿なこと、身体はしないでしょ(笑)」


と辻井先生。



確かに!




Fight and Flight(戦うか逃げるか) と言われる交感神経。


Flight(逃げる)ためには、血管を開いて血流量を増やさないとですね。




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セラピストのための基礎医学勉強会 では


参加者さんを随時、募集しておりますよ。


ご興味ある方は、取りまとめをしてくれている


松尾 万葉香 ちゃんに問い合わせしてみてくださいね。





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こちらの写真は11月の勉強会の様子。

辻井先生のお誕生月ということで勉強会後にお祝いをしました。



✿とも✿