日本ホメオパシーセンター新宿抜弁天
ともさんち のホメオパス✿とも✿です
昨日は、『世界一貧しい大統領のスピーチ』という絵本でも有名な
ウルグアイ第40代大統領のムヒカ氏の来日講演を聞きに
娘と一緒に母校の東京外国語大学に行ってきました。
講堂の席はあっという間に売り切れてしまったので
キャンパス内でのパブリックビューイングを目指して。
パブリックビューイングに集まった人たちの前を
手を振りながら通るムヒカ氏。
一緒に歩いているのは東京外国語大学の立石学長。
大学時代にお世話になった先生です。
講演が始まると、チャーミングな風貌とはかけ離れた気迫。
誰かを責めるような話は一切出てこない
ただただ、参加者に問いかけてくる
情熱をかけられるものは何か?
愛をもってできることは何か?
人は幸せになるために生まれてきている
お金をかせぐためでも
物を所有するためでもない
お金はなんのために稼ぐのか?
物は何のために所有するのか?
お金を稼ぐため、物を所有するために失っているものは何か?
豊かに生きるための”時間”を失ってはいないか?
意図をもって生きること
絶望せずに生きること
人は一人では生きられない
人生を一人で、孤独の中で歩まないように
同じ想いで繋がれる人と繋がって歩んでいくこと
自分が掲げた旗(目標)を引き継ぐ人はいる
100%できなくても10%しかできなくても何かは残る
生きるためには希望が必要
まずは自分自身を幸せにすることからはじめる
自分が満たされたなら、他人にも同じことをしたくなる
学ぶ機会を与えられた人は
学ぶ機会を得られなかった人に対しての責任がある
表面では見ることができないもの(真実)に気付いた人は
そのことに気付いていない人に伝える義務がある
口を閉じないように
Algo queda. 何かは残る
Algo queda. 何かは残る
Algo queda. 何かは残る
この言葉が、ずっと頭の中でリフレインしています。
完璧にできないからと言って絶望するのではなく
一人では何もできないからと言ってあきらめるのでもなく
同じ志を持つ仲間とともに、情熱を持って歩んでいく
何を残せるかはわからないけれど
次の世代にしっかりとバトンをつなげるように
受け取ったメッセージは人それぞれ。
私も今の私に必要なメッセージだけを受け取って帰って来たのでしょう。
娘も肌で何かしら感じるものがあったようです。
講演の途中からは心配していた雨もあがり、薄い雲の隙間から青空が見えました。
世界一貧しい大統領というキャッチフレーズで有名になったムヒカ氏
でも、本当のところは真逆
世界で一番豊かな大統領
このタイミングで講演を聞くことができたことに心から感謝!
✿とも✿