夏の旅行②なんか不思議な感じ
曼荼羅堂の鬼子母神に続き、
訪れたのがありがた山
孟子の教えにある「浩然の気」を養う禅所で、
中国福建省から集めた地蔵様1,800体が並んでいます。

入り口にはこんな言葉が書かれていました。
好きな地蔵さんを見つけて、自分だけの地蔵さんと対話して下さい。
お願い事があれば祈願して下さい。
あなたの 願いがかなえられましたら、
もう一度来山されて、自分地蔵をほめてあげて下さい。
願いがかなわなかった時には、
自分の努力がたりなかったので「ごめんなさ い」を言いに来て下さい。
ありがた山の地蔵さんはとてもすなおな良い子です。
ありがとう。
素敵な言葉ですね。
お願いするだけじゃなくて、やっぱり努力も必要なのですよ(笑)
浩然の気とは
天地にみなぎっている、万物の生命力や活力の源となる気。
物事にとらわれない、おおらかな心持ち。
のことです。
確かに一種独特の空気感。
お地蔵さまは子供たちの守り神として信仰されていますね。
なぜか、狛犬のようなローマ風のライオン2対。
インダス風?
地蔵菩薩と言って、大地が全ての命を育む力を蔵するように、
苦悩の人々をその無限の大慈悲の心で包み込み、
救う所から名付けられたとされるんだって。
さらに階段を登ると、神山、山頂。
ありがた山は訪れた人たちの祈りや願いが充満しているのか、
きゅうっと空気が凝縮されたような、密度の高い空間でした。
世界中の子供たちが幸せに暮らせますように。
生きとし生けるものすべてに
幸多からんことを。