近くの田んぼでは青田になり、夜になるとカエルの声が響きます。
先日、時空素調整のセッション中に「ヒミコとカエル」が出てきました。
中世の魔女のトーテムはカエル。
それは古代の伝承がカエルをヘカテー(エジプトのへカト、天界の産婆 の女王)と結びつけたためであった。
Heccate(ヘカテー)はギリシアにおける最古の三相一体の女神たちの一員。
ヘカテーの名はエジプトの産婆-女神ヘキト、ヘケトまたはヘカトに由来している。
他方、エジプトの産婆-女神の名の方は、先王朝期の女族長をさしたヘクから派生した。
女族長(ヘク)は、すべてのヘカウhekau(母親の「力ある言葉」)を司る賢女だった。
ヘキトは、産室の女神「7体のヘ(ウ)ト=ヘル〔ハトホル〕」をひとつに融合した。
天界の産婆として、毎朝、太陽神を生んだ。
彼女のトーテムはカエルで、カエルは胎児のシンボルだった。
それから4000年後に、ヘカテー(すなわちヘキト)はキリスト教徒によって
「魔女たちの女王」にされたが、そのときもヘカテーに捧げられた動物はやはりカエルだった。
ギリシアのヘカテーは、天界・地上・冥界を支配する原初の三相一体の女神につけられた数多くの名前のうちのひとつだった。
古代ギリシア人は、この女神の老婆の相、すなわち冥界の神としての側面を特に強調するようになっていたが、しかし、3本の道が出会う場所で彼女を崇める風習の方は、変更することなく続けられた。
このしきたりは、魔術、予言、死者への問いかけなどの儀式の場合、特に顕著だった。
ヘカテーの像は何世紀にもわたって三叉路を守護し続けたので、彼女はヘカテー・トレヴィア(「三叉路のヘカテー」)と言われた。
満月の夜には、道端にある彼女の礼拝所に捧げ物が供えられた。
聖書に登場するバビロンの王の例にも見られるように、ヘカテーは、魔術と予言の女神として、旅に出る人々から祈願を捧げられた。バビロンの王は、「道の分かれ目、二つの道のはじめに立って占いをし、矢をふり、テラピムに問い」かけた(『エゼキエル書』第21章 21節)。
古代エジプト人は蛇とともにカエルを描く。
蛇とカエルは「まだ生命組織のない世界の漠然とした力。原初の水から自然に生まれた被造物」
ヘカトの神聖な「カエルの護符」には「私は再生である」という言葉が刻み込まれている。
エジプシャンオラクルカード MAMMISI (誕生殿・神の誕生に関連)