ちょうど1週間ほど前に、久しぶりに福島の友人からメールがあった。
久しぶり~
ちょっとYOKOちゃんに相談したいんだ
と言う出だしで・・・・・
お子さんのことが書かれてた。
今は福島から避難して他県にいる。避難も2回目で子供たちもかなり精神的に不安定になっている。
今回の転校でかなり心に答えたらしい。
わたしね・・・恥ずかしいけど・・・
「福島を忘れそうだった」ってことに気づかされた。
もちろん、原発の問題や放射能汚染のこと、
使用済み核燃料の問題含め廃炉の行方
新たなエネルギーに関してなど、気になることはたくさんある・・・・
「混乱」から、少しずつ「復興」という二文字に変わってきている今だけど、
被災した方々の気持ちや精神状態は置き去りにされたまま・・・・
毎日、不安や恐怖の中、生活を送っている人々がいるってこと・・・忘れたくないなと思った。
なんとか力になりたいなと思った。
町や行政のしくみを作っても、それを動かすのは人。支えるのは人。
人の心の支援をなくして、復興はあり得ない。
まずはお母さんだよ。
お母さんたち、賢く、元気になろうよ!!
私も応援していきます!
以下、友人のメールから転載
ある福島に一番近い小学校では70人の避難者が転入したんだけど、保健室登校が続出で、やはり避難は精神的に子どもにも厳しいみたい。
お正月明けから、学校に行きたくないと訴えたり、胸が痛くなる。
でも、今の福島は、子どもたちの病気よりも、お母さんたちの精神的なストレスによる病の方がずっと深刻なの。
危険だから避難しなさいと、外部からの支援団体や講演会で叫ばれるたびに、逃げられないお母さんたちにとってはそれがとてもストレスになってる。
そして、何年後に癌になるとか、そんなことを言われる度に、自分の子どもたち癌の宣告をされているのと同じように捉えてしまっているの。
真実を知ることは大切だけど、真実を知れば知るほど、それを打開できる術があればいいのだけど、現状は知るだけストレスが増長されるだけ。
私の家はいまだに室内で0.7マイクロ、庭で2.5超、駐車場は一番高いところでなんと27マイクロ。2.7じゃないよ。。
この環境で住んでいて、ホントに大丈夫なの?って、何を信じていいのか分からなかったの。
つづく
これが、現状なんだよね。
もっとたくさんの人に知って欲しいなと思います。