ホメオパシーは実証療法であって、

「架空の仮設から理論を紡ぎ出すものではない」

という事がサミュエル・ハーネマンの著書オルガノンに示されてもいる。

 

だからこそ、ロジャー・モリソンのマテリアメディカや講義には、必ず出典と理論背景が示されている。

「このレメディは ○○が最初にプルービングしたけれど、この症状を追加したのは○○である」

とか

「この症状が治癒したというケースが○○年の国際ホメオパシー財団のケースカンファレンスで、○○に在住の○○というホメオパスによって発表された」

などである。

もしお手元にロジャー・モリソンのマテリアメディカ(下記写真)をお持ちなら開いてみていただきたい。

例えば、今私がぱっと開いたページ、China officinalisの冒頭は

「Chinaはハーネマンによってはじめて(その効用を)証明されたレメディであるが、ヴィソルカスがChinaのパーソナリティーを明らかにした」

となっている。

ロジャー・モリソンはその講義を通じても

「出典が何か」

に常にこだわり、信頼できる文献しか使わない。

(もちろん信頼できる文献が何かという講義はハーネマンカレッジ通信教育【理論講義】で説明.。詳細はこちらをクリック→クリック

 

架空の理論ではない以上、

・いつ

・誰が

・経験/体験/実験したのか

が非常に重要なのだ。

 

これぞ緻密なホメオパシーであり、学ぶ者も常に緻密でなければならない。

また緻密であるためには、古典の翻訳は急務であり必須である。

現在ホメオパシー国際交流協会では歴史的なホメオパシー文献の翻訳を行い、無償公開している。ホメオパシーを学びたいという方は是非立ち寄っていただきたいホメオパシー図書館でもあり、また、無償ではあるが翻訳投稿いただける方も募っている。

図書館はこちらをクリック→クリック

無償翻訳投稿いただける方はこちらをクリック→クリック