息子が保育園に入る時の事、

「小児科を受診して書類をそろえて来て下さい」

と言われ、近所でも有名な皮膚科・小児科の医師の元を初めて訪れた。

待っている患者もとても多く、どんな医師に会えるのかと楽しみにしていた。

 

そして病院到着から1時間ほどして、やっと順番が来て診察へ・・・

特にコレという問題もない子だったが、皮膚が少し弱く、お腹のあたりと大腿部あたりのザラザラと赤みが気になっていたといえば気になっていたので、アトピー??かと思いながらも、先生に思い切って尋ねた。

 

先生は息子の服を脱がせ

「お母さん、これは洗剤ですよ。

お腹のあたりと太もも、つまり、洋服が一番接触する部分にこういうザラつきが出てるから」

と即答。

「え~!!!」

と思っていると、先生は

「粉洗剤はやめなさい。すすぎで充分に落ちない事があるからね。

それから柔軟剤とか漂白剤もいりません。

多少洗濯物が固いと思ったら、手で洋服をもめば大丈夫だから」

と矢継ぎ早な指示。

以上!!

もちろん薬剤の処方なし!

 

翌日から洗剤を変更し、柔軟剤も漂白剤も中止したところ、

みるみる息子の皮膚症状は消失。

 

多分、ホメオパスの元を訪ねたら、すぐにレメディを処方されていたことだろうと思うとぞっとする。やはり百戦錬磨の医師だからこそ、調子の悪い部分から生活習慣の中に問題を見出すことができたのだと思う。

ちなみにこの病院は連日患者が押し寄せている有名な町医者で、患者のために

「携帯電話による受付番号配布」

なども10年以上前から導入している梅野小児科内科

 

ホメオパシーの先人たちは その多くが医師である。

日々患者を何人もみた人だからこそ見えたものがあったのだろう。

私が学んでいる ハーネマンカレッジのホメオパシー講座も医師のホメオパシー講座であり、講義の中には

「ホメオパシーをなすものへの警句」

が散りばめられている。