屋上防水の耐用年数と種類別の特徴
屋上防水の耐用年数は、防水の種類によって異なります。ここでは、代表的な防水工法であるシート防水、アスファルト防水、ウレタン防水の耐用年数と特徴についてご紹介します。
シート防水
シート防水の耐用年数は、一般的に10〜15年とされています。シート防水は、屋上の下地にゴムや塩化ビニールシートなどのシートを接着剤で貼り付ける工法です。この工法は施工が容易で工期が短く、他の工法に比べてコストを抑えられるメリットがあります。
アスファルト防水
アスファルト防水の耐用年数は、一般的に15〜30年とされています。アスファルト防水は、屋根の下地にアスファルトを浸透させた防水用シートを貼り、その上からコンクリートで抑える工法です。この工法は防水層を厚くできるため、防水性能が高く耐用年数も長いのが特徴です。ただし、施工費用が高く、工期も長くなる傾向があります。また、重量があるため木造住宅や小規模な建物には向いていません。
ウレタン防水
ウレタン防水の耐用年数は、一般的に8〜10年とされています。ウレタン防水は、屋上の下地の上にウレタンの防水剤を塗布する工法です。この工法は屋根の形状に合わせて防水塗膜を塗るため、複雑な形状の屋上にも対応できます。施工費用が比較的安価である反面、耐久性が低く、定期的なメンテナンスが必要です。
屋上防水の耐用年数を理解し、適切なメンテナンスを行うことで、建物の寿命を延ばし、資産価値を維持することができます。防水工法の選択に際しては、建物の構造や使用状況に応じた最適な工法を選ぶことが重要です。
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屋上防水の耐用年数を延ばすための3つの方法
屋上防水は常に雨風にさらされるため、どうしても劣化が進むのが早いです。しかし、お金のかかることなので、どうにかして耐用年数を延ばしたいことでしょう。以下では、屋上防水の耐用年数を延ばす3つの方法をご紹介します。
1. ひび割れや膨れは早めに修繕する
屋上防水にひび割れや膨れ、めくれなどが発生していたら、範囲が小さいうちに早めに修繕することをおすすめします。ひび割れなどは雨水が浸入しやすく、雨漏りの原因となったり屋上防水の劣化を早める原因となったりします。定期的にセルフチェックをして、傷が小さいうちに早めの修繕をしましょう。
2. トップコートのメンテナンスをする
屋上防水の耐用年数を延ばすには、トップコートのメンテナンスも欠かせません。トップコートとは、屋上防水の上から塗布する保護材のことです。塗布することでトップコートが防水層を守ってくれるため、屋上防水の劣化を遅らせることができます。トップコートは、紫外線で劣化して効果を発揮しなくなります。およそ3〜5年でメンテナンスが必要となるでしょう。屋上防水を保護するために定期的にトップコートを塗布して、屋上防水のメンテナンスを行いましょう。
3. ドレンの清掃
ドレンの清掃は、定期的に行うようにしましょう。ドレンとは、屋上や陸屋根の雨水や汚水などを排水するための管や溝、そのほかの部品のことを指します。ドレンに土やゴミなどが詰まると雨水が溜まり、防水劣化が起こり水漏れの原因になるのです。また、ドレンから雑草が生えている場合は勝手に抜かず、業者に依頼してください。ドレンを壊す原因になります。ドレンが詰まっていないか調べて、きれいにするようにしましょう。
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これらの方法を実践することで、屋上防水の耐用年数を延ばし、長く安心して使用することができます。定期的なメンテナンスを心がけて、大切な屋上を守りましょう。
防水塗装をご検討の方がいらっしゃればお気軽にご相談ください。



