【H型エプロン】パタンナー拘りのシルエット
前回に引き続き、母の希望のエプロンをパターンから起こしています。
3着目は、1番左の生地とフリルを使って。
今回は、H型エプロンと呼ぶのでしょうか。
バックの紐がHになっているタイプです。
よく見かけますね。
母もこのタイプは何着か持っていました。
でも、H型と言っても、紐の長さ、前後のバランス、どれもバラバラ…
母も長年エプロンを着ているので、その着心地の悪さにも気がついていたようです。
パタンナーの私が見ても、これは…(体にあってない)と言うものばかり。
エプロンは、簡単そうなので平面でもパターンは引けてしまうのですが…理解して引いているのとそうでないのでは大違い。
やはり体に合っていないものは、パタンナー目線で見るとわかります。
(…長くなってしまいそうなので、この話は別の機会に)
私も一度平面でパターンを引きましたが、トワルを組んで確認すると、修正箇所が沢山あり、H型エプロンの奥の深さを実感しました。
それはパタンナーとしてはとても興味深く…
トワルと向き合っている時間がとても長かったです。
納得いくまで何度も修正を重ねてやっと完成しました!
後ろは、紐ではなく、釦で止めるタイプ。
(黒くて見づらいですが)
平置きにするとどれも一緒に見えますが、
前後のバランス、紐の付く位置と角度、生地に合わせた伸びやダレ分の調整、
その他諸々(説明するには難しい)…
エプロンをする女性が、少しでも気分が上がるように、細かな部分までシルエットに拘って作りました!
文章だと長くなってしまうので、画像から感じ取って頂けると嬉しいです。
前
後ろ
脇
エプロンを安易に直線で形成するとどうしても余りがちな脇の部分ですが、そこにもひと工夫。
これは着用して頂かないと分からない部分だと思いますが、レディースパタンナーとして多くのワンピースを作ってきたからこそ、その辺りを形に表せました。
預かった生地も、とても軽く皺になりづらい素材で、それもまたエプロン向きでよかったです。
まだまだエプロンに関しては、追求中なので、これも一部ですが、H型のエプロンも釦にしてしまえば、紐の管理も楽、母の味方ですね!
余談ですが、ボタンホールは手縫いで作りました。
これで、母から依頼を受けたエプロン製作が終わりました。
これから梱包して送るので、また、エプロン歴の長い母の率直な意見を聞きたいと思います。
早く自分のエプロンを作りたいのですがなかなかとりかかれず…
でもその前にいい勉強になりました。
エプロンにここまで拘って作ってみるのも、なかなか楽しいものです♫
正直エプロンは簡単なアイテムと甘く見ていました。
きっと、甘く見て作ると、体に合わないシルエットのパターンを作ったりするのでしょうね…。
まだまだパタンナーとしての実績を積むのみです。
remakelink
<プロフィール>
小学低学年から縫製に興味を持ち、
中学では、既に「パタンナー」を将来の夢に。
専門学校にて技術を学び、12年間ブレなかった夢を、大手企業に勤めることで叶えた。
品質に厳しい会社だったのでパタンナーとしての様々な知識と技術を習得。
ステップアップの為転職活動中、妊娠発覚。
ずっと働き続ける予定が計画失敗(自業自得)。
主婦になったことを後悔せず、母になったからこそ生まれるアイディアから、オリジナルパターンを製作。
パタンナー復帰を目指して、失敗も楽しみながら勉強中。
※この記事の文章、画像は全て、無断転載をお断りいたします。
宜しくお願い致します。










