こんにちは。

 

 

この度の豪雨で被災された方へお見舞い申し上げます。

 


本日は大分県は雨があまり降らなかったのですが、明日からまた雨が降るようで…



これ以上甚大な被害にならないことを願いたいです。


 

先日ですが、アリスラヴァイオレットさんの講座を受講しましたので、今回はそのときの内容を交え書きたいと思います。

 

 

アリスは米国のDV(正式にはIPV:Intimate Partner Violence)被害者支援の専門家で、加害者プログラム実施の先駆者。

 

連邦、刑事及び民事裁判において専門家として見解を述べることを許される「専門家証人」(米国連邦証拠規則に基づく)。

 

DV被害者および加害者に関する多数出版され、米国内外で講演し、米国務省向け講演者リストに登録されている方です。

 


私がアンガーマネジメントを学んでいる理由はいくつかありますが、



中でもDVの被害者の支援に対応するスキルには「怒り」と向きあうことが必要だと感じています。

 

 

被害者は大きな「怒り」を抱えています。

 

 

今回もアリスは「怒り」について語ってくれました。

 

 

DV被害者は、多くの場合「女性」ですので、以下「彼女」という言葉を使いますね。(もちろん被害者が男性のケースやLGBTs間でもDVが多くあることは承知しています)

 

 

暴力が常態化した被害者には「怒り」があります。

 

 

彼女たちは「怒り」を安全に表現する機会を持てていません。

 

 

多くの場合、「下手に出る」という行動で相手を攻撃をしたり、

 

 

時には人前で怒りを爆発させたり、

 

 

仕事や生活を送れないほど怒りを抱えることもあります。

 

 

ひどい言葉を発して人を傷つける。

 

 

友達がいても親しい関係性を長く築けない。

 

 

彼女の怒りが周囲に恐怖を与えるからです。

 

 

被害者でも加害者でもあると思われる彼女には、その根本には深刻な暴力の被害があるということ。

 

 

子どもの頃に家族から性被害を受けていた。

 

 

親から身体的にも精神的にも虐待を受けていた。

 

 

高校に進学しレイプ被害にあった。

 

 

次々とトラウマが積み重なり、身体症状として現れます。

 

 

めまいや肩こり、冷え性、頭痛、過敏性腸症候群、胃炎、パニック障害、摂食障害など、

 

 

アルコールの依存症等になる場合もあります。

 

 

多くの症状として被害が表れます。

 

 

そして本人はその自分自身の「怒り」に恐怖感を感じます。

 

 

誰かを傷つけるのではないか、攻撃的になってしまったらと。

 

 

その時に怒りを落ち着かせる一つの方法として大切なのは、

 

 

身体を大きく使うこと。

 

 

アリスのケースでは、クラシック音楽が好きな被害者に対し音楽に合わせ指揮者のように体を大きく動かすなどの動作を促し、

 

 

安全な体の動かし方と大きな動作で彼女の激しい怒りに対応していきました。

 

 

その他のケースでは、一緒にアンガーマネジメントをしたり、

 

 

一緒にドッジボールをしたりしたと。

 

 

トラウマを抱えて育った人は、多くの場合、人生を非常に重く捉えて遊ばないのですが、いざそういう機会を作ると楽しく遊ぶことができます。

 

 

身体を使うと、色々と考える癖や意識から離れることができますし、トラウマを抱える彼女たちは離れる必要があるのです。

 

 

大脳皮質ではなく、感情を作り出す偏桃体で遊ぶ。それはとても楽しいことです。

 

 

あとは、マインドフルネスなども効果的です。

 

 

紙に思っている感情を書き出すことも大切。

 

 

自身で感じる感情は否定しない、自分の感情に気づいてあげる、そしてその気持ちに自分自身がどう行動し対応していくか。

 

 

支援者としてもそこに注力したいと考えます。

 

 

今日もお読みいただきありがとうございます。