先月、大分市役所の職員の方々約30名近くの方にご参加いただき、DVの基本的知識と市役所での業務の中で相談窓口につなげるために”気づく”ポイントを中心にお話をさせていただきました。

 

職員のみなさんは基本的に普段の業務ではDVに携わっていないDV担当課以外の方々です。

 

しかしこういった市役所の職員の皆さんはあらゆる業務の中で、DV被害者加害者の方々と毎日関わっています。

 

市役所の職員の皆さんがDVに気づくことで、被害を受けている方にDVに気づくきっかけを与えることが出来ます。

 

さらに相談窓口につなげることができれば、大きな被害を未然に防ぐことができるはずです。

 

今回ご参加いただきアンケートを書いていただいた21名すべての方に、 

 

・講義がわかりやすかった 

・業務に役立つと思う 

・人生に役立つと思う 

 

とご回答いただきました。

 

アンケートでは、

 

・相談があったときに被害者に寄り添い中立的な立場で相談を受けないように気をつけようと思った

 

・次このようなことがあったら今日学んだことを絶対に活かしていきたい

 

・自分が気づいていないだけで実際に身近にあると思った

 

・自分の家庭が男尊女卑の考え方で自分にもそういったジェンダーバイアスがあると気づけた

 

・自分の家庭が当時はDVだと気づけなかったが今思えばモラハラ(DV)だったと気づいた

 

・自分とパートナーとの関係がDVなのではないかと考えるきっかけになった

 

・実際に現場で今回の研修で示されたことと同じような経験があり、もしかしたら・・・と思うことがあった

 

・青木さんの経験を聞くことで支援者として、配偶者としていろいろな視点で考えることが出来た

 

・今世界で戦争(DVと同じ力と支配の構造)が起きているので、より実感を持って理解できた

 

・人生のいろいろなポイントでこういった研修を受ける機会が必要だと感じた

 

・恋人や家族に暴力をふるうことがDVだと考えてきたが、DVの目的は支配で、暴力は手段にすぎないと気づくことが出来てよかった

 

・DVがどういうことなのか知ることが自分を守ることにつながると思った

 

・デートDVの教育の場が増えてほしいと思う。学生の時から知識があれば未然に防ぐことが出来ると思う

 

・デートDV防止プログラムが大分県内のすべての学校で実施されれば、より自分や相手を大切にできるようになるのではと思った

 

などこれらは一部編集し抜粋しています。

 

そのほか自身の体験を教えてくださった方々もおられ、とても身近に、そして自分事として考えてくださったことが伝わってきました。

 

すべて拝読しています。皆さんのことも教えてくださり、ありがとうございました。

 

市役所の皆さんのDVの理解が深まり意識が高まることは、被害を受けた方にとって大きな力になります。そして未然防止や抑止効果にもつながります。

 

DVの未然防止や支援に行政として真剣に取り組むことが、結果として少子化対策や虐待防止、いじめやハラスメントの防止の取組にもつながり、若い世代の人口流出を防ぎ、暮らしやすいまちとして市民の安心や信頼につながります。

 

大分市の中央子ども家庭支援センターの皆様、ご参加いただいた職員の皆様本当にありがとうございました。