私事ですが先日90歳の祖母に会ってきました。


コロナの感染予防のため、施設に入所している祖母に会えるのは、施設のロビーで限られた時間のみです。


会えない時期もありましたが、こうやって会わせてもらえるように尽力してくださっている施設の皆さん、日頃から介護してくださっている介護職員の皆さんにも本当に感謝です。


祖母は、私たちのことなどもうすっかり忘れています。


自分が生きるために懸命に働いたこと、頑張ってきたのに暴力を受けてきたことばかりを話します。


職場で失敗したら怒鳴られる、
反論したら口答えするお前が悪いと言われる、
姑からは嫌みを言われ、
働いているのに夫の母親の世話も自分がさせられる


結局最後に覚えているのは


辛かったり苦しんだこと。


それほどまでに人は楽しいことよりも、


暴力の記憶や、ジェンダーバイアスにより女性だからという役割にしばられ、苦しみ耐え抜いたこと、


そんな記憶が最後まで残るのかと思わされた時間でした。


戦争を経験し、家族と引き離され、家父長制の価値観でDVや、職場でもハラスメントを受けてきた祖母が、


最後は美味しいごはんを食べて(食べたことすぐ忘れるらしいです)、


最後は楽しいと思える出来事を体験しながら、残りの人生を過ごしてほしいと思います。


施設に入れることもありがたいですし、入所できない方もいるなかで、このように過ごせることが幸せなことだと思います。


多くの人が当たり前に幸せに暮らせる社会になってほしいです。


今日も読んでいただきありがとうございます。