
8月18日(火)、NPO法人日本ビューティ・コーディネーター協会(略称JBCA・谷口誠治理事長)の8月度全体総会が東京・渋谷区の株式会社ミルボン東京青山支店2階スタジオにて開催された。今年から奇数月に大阪、偶数月に東京で開催しているもの。
総会はまず、「理事会報告」として谷口理事長が、エリア委員会の活動を中心にして全体の活性化をはかり会員増加につなげたい意向を表明。併せて、広く意見を集めるためディーラーの理事会出席の検討を進めていることを報告し、「正式に手続を経てご案内するので、ご協力をお願いしたい」と呼びかけ、JBCAのさらなる活性化に向けた意欲を示した。続いて、「全国大会開催関連報告」として、2017年から全国大会の発表形式と、大会の構成や内容の見直しについて説明。フォーラム形式を中心とした学びの場となるよう検討する意向を報告した。

引き続き、(1)中長期テーマである「ビューティ・コーディネーターのキャリア構築」についての進捗状況 (2)10月シンポジウムの開催 (3)受賞サロン研究(2015年全国大会ベストプレゼン賞サロン『HAIR TIME』・大阪府高槻市による事例発表) (4)経済産業省所管の国立研究開発法人産業技術総合研究所に依頼しているビジネスモデル調査の途中報告 (5)全国13エリアの委員会報告 (6)BC(ビューティ・コーディネーター)サミット報告 (7)教育機関への導入進捗状況および検定試験センター報告などが議案として上程され、それぞれ関連資料やスライドも含めて説明され、周知がはかられた。

このうち、?については10月25日(火)、ハリウッドビューティプラザ・ハリウッドホールにて「第2回JBCAシンポジウム」として実施。グランドハイアット東京ロビーアンバサダー/コンシェルジュ阿部 佳氏を講師に、『お客さまの言葉の向こうをつかむホスピタリティ』と題して開催する。また、?では『HAIR TIME flare』副店長の完山玲奈さんが、4年前から独自に実施してきた「接客グランプリ」とその効果などを中心に発表。このほか、?では各級のビューティ・コーディネーター検定試験、アイコーディネーター検定試験を、関東を除く全国各エリアが11月28日(火)、関東エリアが同29日(火)に実施することなどが報告された。
最後に、その他として事務局から平成27年度の活動計算書(事業会計)が報告され、閉会となった。