③の続きです。
宮司さんらしき方に捕まり、
『もう逃げられないぞ!』と
大きな声で言われ
この先、どうなるんだろうか?
警察に突き出されるのか、、、
親を呼ばれるのか、、、
一瞬で頭をよぎります![]()
すると、、、
一緒に逃げたはずの
実行犯がなぜか戻ってきました。
『何で戻ってきた?』
宮司さんらしき方の問いかけにも
答えません。
正確に言うと、パニックになってて
答えられなかったのだと
後になってからわかりました。
宮司さんらしき方は
こう言いました。
『お前達が来てからずっと見ていた』
事務所(?)のようなところに連れてかれると
防犯カメラが数台ありました。
今から約40年くらい前の話です。
神社に防犯カメラがあったのに
驚いたこと、鮮明な記憶として
残っています。
宮司さんのような方は
続けます。
『仲間がいたな?』
『全員呼んで来なさい。
誰か一人でも逃げたら、
お前達を警察に突き出す』
この時点で
名前と学校名は控えられています。
逃げられないと思い、
全員呼び戻しに行くことにしました。
見張り役の仲間がいると思われる
場所に行くと、青白い顔をした
仲間達がいました。
僕達は事情を説明しました。
しばらく沈黙が続き、、、
『分かった』
と1人が言いました。
残りの2人も続く形で
『分かった』
と言いました。
僕達は、誰も一言も喋らず
神社に向かいました。
宮司さんらしき方は待っていました。
『これで全員か?』
『良く戻ってきたな』と笑顔で
言いました。
拝殿だったと思います。
全員正座をさせられ、
宮司さんらしき方が話します。
『蜘蛛の糸』って知ってるか?
『今から話すから最後まで聞くように』
と言います。
『蜘蛛の糸』
確かこんな話だったように
記憶しています。
−−−−−
大泥棒の悪党ですが、実は罪のない蜘蛛を助けています。純粋無垢な子供であっても、喧嘩で相手を傷つけたり、時には嘘をついてしまうこともあるはず。それらと度合いは違えど、悪さをしたことで地獄に落ちてしまった彼に、少なからず自分を重ねて見てしまうかもしれません。
作中で彼が、蜘蛛の糸は己のものだ、と言ったとたんに糸は切れ、再び地獄に落ちてしまいます。このことから教訓を得るとすれば、「悪いことをすれば、必ず自分に返ってくる」
−−−−−
今となっては笑い話ですが、
この話がもう長い事、長い事(笑)
2時間くらい話を聞かされ
途中途中で足が痺れてしまいました。
宮司さんらしき方は、
話を終えるとこう言いました。
次に続く